時は三国時代。
荊州を治める劉備は、北の曹操、東の孫権の猛威に怯えていた。
軍師孔明は、西に位置する益州を力づくで奪い、それらに対抗するよう勧めるが、戦争を好まない劉備は益州との和平を望んだ。
双方の意見が一向にかみ合わない中、益州出身であ
る馬良が名乗りをあげ、自分が益州の主である劉璋に会い、益州を劉備に譲るよう説得してくると言い出した。
無謀とも思える提案に疑問の声もあがるが、劉備は馬良に託すのだった。
劉備を益州に迎えたい一心で荊州を出発した馬良であったが、その旅は過酷なものとなった。
馬良は無事任務を遂行することができるのだろうか……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-30 01:11:32
17266文字
会話率:53%
西暦184年。後漢末期。中国では張角率いる黄布賊が各地を荒らしまわっていた。そんななか李世民は突如この世界の中に現れる。仲間の秦叔宝、尉遅敬徳、李勣とともにこの世界で新たな王朝を立てることを決意する。ひょんなことから三国時代にタイムスリップ
してしまった李世民と仲間達。この時代でも唐王朝を建国することができるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-01 13:05:17
30625文字
会話率:29%
約千八百年前、中国、後漢、三国時代の人、悲運の名将、于禁についての小説です。正史をベースに『基本的』に彼の行動は変えず書いています(もしかしたら演義も混ざっているかも知れませんが…)新しい于禁のイメージを持っていただければ幸いです。
最終更新:2007-03-19 18:47:20
12510文字
会話率:0%