アルル・ジョーカー、十三歳。
盗賊団の下で育ったろくでなしの少女は、新しい人生を求めて冒険者となることを決意する。期待に胸膨らませ、馬車に飛び乗り、大きな街を目指して走り出す。
リンネ・アルミウェッティ、神官。
"捕食者を喰らう
者"との二つ名を冠し、ベテラン冒険者へと上り詰めた悪食な神官は、しかし孤独な日々を謳歌していた。
女神の導きにより、出会ってしまった異端な少女たちは、共にコンビを組んで冒険へと繰り出していく。美味なるスライムを求めて彷徨う、飽くなき冒険心が織り成す、一大巨編超大作的なファンタジーの幕開けである。
「お味の方はいかがでしょう?」
「なにこれ、唾液味? それとも胃液味?」
「スライム本来の味です」
これは意外、美味でした。
だいたいこんな感じ!
Copyright(C)2019-ユエ折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-06-22 09:00:00
151438文字
会話率:42%
2016.6.15 タイトル変更しました。
(旧タイトル:マンチキン異世界再生録)
親友を失い、生きる希望を失ったボッチの少年は自らの生命を放棄した。
そんな彼を、神が拾い上げる。
「異世界へ行ってもらえないだろうか」
異世界から転生して
くる魂と、交換する対象に選ばれたというのだ。
どうして自分が選ばれたのか。その問いに対する答えは残酷なものだった。
「世界の執着が最も薄かったからだ」
「今、死んだ多くの命の中で、お前は最も誰からも惜しまれない」
……異世界、行ってもいいかもしれない。
自分だけを特別に惜しんでくれる誰か。それを自分で作ってこなかった。なんという人生だろうか?
それくらいなら、本気で異世界に行ってやろうじゃないか。
今度こそ、誰かに惜しまれる人生を生きる為に。
王道異世界チート転生物語、ここに開幕。
テンプレだけど、一味違う物語を目指します。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-05-13 11:40:42
602605文字
会話率:28%
ある日僕、新田雄介(にったゆうすけ)は机の上にノートがあることに気が付いた。
どうも交換日記のようだ。
相手の名前は「リノン・ジータ」と言って、女勇者らしい。
なんでこうなったかは分からない。
けど、なんとなく……軽い気持ちで、僕
は相手に付き合ってみることにした。
それは……僕の世界を変えるノートであるとは知らずに……。
交換日記シリーズ・第一作目のRe:Takeです。
本編は日記形式でしたが、小説に落とし直しをいたしました。
視点ユウスケ、一人称で進んでいきます。
https://ncode.syosetu.com/n1272ey/
↑本編のURL
次回作執筆中ですが、こちらも期待にそえるように、また私も楽しんで書いていきたいと思います。
https://ncode.syosetu.com/n2366ey/
↑続編URLです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-11 16:23:14
108163文字
会話率:14%
銀河帝国歴GC1032年。
銀河系オリオン腕の外縁部近くの辺境で、“何でも屋”のジャック・トレードは仲間のジョニー、ヘネシー、シェリーとともに、輸送や護衛、調査などあらゆる仕事を受けていた。
今回の依頼はいわゆる“高跳び”。
マフ
ィアに追われる美女と美少女を、帝国軍基地まで無事に運ぶという仕事で、彼にとってはそれほど難しい仕事ではないはずだった。
しかし、辺境のマフィアとは思えぬ執拗さに、ジャックたちは徐々に追い詰められていく。
150メートル級の偵察(スループ)艦を改造した愛艦「ドランカード(酔っ払い)号」を駆り、銀河の辺境を縦横無尽に駆け巡る。
そして、数百年前の伝説の海賊王、バルバンクールによって隠された秘宝が彼らの運命を変える。
昭和の時代の宇宙冒険活劇(スペースオペラ)を目指しています。
古き良き時代?の“スペオペ”の香りを感じてもらえたら幸いです。
本作品はクリフエッジシリーズと世界観を共有しています。
時代的にはクリフォードのいる時代、宇宙暦4500年頃、帝国歴に直すと3700年頃となり、2700年ほど前に当たります。人類の文明が最高潮に達した時代という設定です。
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アルファポリスにも投稿しております。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-21 18:00:00
128568文字
会話率:30%
異世界転生者(チート付与)により討伐されたスタープラムの世界の魔王、セリカ=レスティーナ。
その日から三年。
異世界転生者で増えたスタープラムの世界に、魔王の意思を継ぐ者が現れ、
反則者(=異世界転生)へ告げた。
「異世界転生チートは、もう
、時代遅れなのよ」
と。
この物語は異世界転生者が活躍する物語……では無い。
増え続ける異世界転生者を、反則能力(チート)とは違い、
自身の力を昇華させた魔王の遺志を継ぐ者が、異世界転生者を圧倒する物語。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-04-09 00:02:35
174448文字
会話率:53%
椎名馨(しいなけい)の住む街にある私立風彩大学では擬似実体映像技術、いわゆる触れるホログラムについての研究が盛んである。その付属校である東西南北の四つの高校では、夜の校舎を会場とし、技術の試運転のため、秘密裏にあるゲームが行われていた。付属
校に通う生徒は、このゲームへの参加および試運転に協力をする代わりに、ゲームで勝てば学校というコミュニティにおいて、一つだけ願い事を叶えてもらうことができる。
風彩大学付属南高校二年の馨は、夏休み明けに突然、大学生である姉の優璃(ゆり)から、ゲームに参加して願いを叶えるように告げられる。
「馨が姉ちゃんのために、学校にある大事な銀杏の樹の広場を守りなさい!」
姉が言った銀杏の樹の広場とは、馨も好むお気に入りの場所であり、学校の増築工事に際して撤去の危機に晒されている、今は廃れた小さな広場だった。
馨は願いを叶えるために、昼間の学校に通いながら、夜のゲームで奮闘する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-01-23 19:51:49
156144文字
会話率:41%
篠崎 龍井《しのざき りゅうせい》は高3最後の夏休み、子供をかばってトラックに轢かれ、女神マテラスとかいうのに「鬼神」とかいうのに転生させられた。
まあ、特に何もやることはないので旅でもしようかと思って、とりあえずラルという名前を名乗って
旅をしようとする彼だが、その旅路にて、数々の騒動に巻き込まれることになる・・・。
一応不定期連載。投稿前に確認はしてはいますが、見逃しているところがあるようなので、誤字脱字を確認できましたらコメントにて知らせてください。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-28 18:29:05
188904文字
会話率:54%