脳裏に浮かぶ鏡の力でたった一秒先を予知できる高校生、時任純平。あまりにもしょぼい、『十分に発達していない魔法』であるがゆえに本人ですらそれが魔法の力であるという認識がない。取り柄といえばFPSゲームだけの平凡な高校生である。しかし彼には誰
もが認める優等生美少女で事実上公認の彼女、佐伯アイがいた。
ある日、純平のクラスにミステリアスな雰囲気を持った少女、仙道マリが転校してくる。彼女はなぜか初日から妙に親しげに純平に接近してきた。名乗ってもいない自分の名前を知っており、挨拶代わりと言っていきなり頬にキスをしてくるマリに驚く純平。
実は彼女は、純平の叔父であり貴重な特殊能力者であるアキラを平和的に招待するために時間軸の違う他の世界から派遣された使者だったのだ。そして、マリの世界には存在しないがアキラと同じ能力を持っているらしい純平のことを調査していた。
マリの世界では彼らの能力を『十分に発達した科学技術』の力で増幅することが可能で、その増幅された力は『オポジット・ミラーズ・ヴィジョン』(合わせ鏡ヴィジョン)と呼ばれ、タイムトラベルが可能なほど科学技術が発達した世界でも『魔法』扱いされるほどの貴重な特殊能力だったのだ。そして、能力ランク不明の純平はマリにとってはあくまでランク1の能力者であるアキラを招待できなかった場合の「保険」に過ぎない存在だった。そう、当初の予定では。
それから次第にアキラや純平を狙ってマリの世界や他の世界から拉致部隊がやってくるようになる。彼らはあくまでも「平和的な招待」にこだわるマリとは違い、その手段を問わない危険な集団だった。
様々な勢力からの追っ手をかろうじて逃れていた純平たちだが意外な敵によってついに追い詰められ…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-16 23:09:28
142245文字
会話率:43%
急速に発達した科学技術と神代の時代より受け継がれてきた魔術による大規模犯罪が頻発する近未来の日本。
政府は各省庁、企業の専門家や自衛隊、果ては魔術管理局所属の魔術師に宮内庁の魔人、異界の神までをも召喚し、大規模犯罪に対抗するため、内閣官房直
轄の戦闘機関『護国機関』を創設。
そこに所属する"魔人"の少年、那岐剣は、ある科学犯罪組織から一人の少女を救う。
あらゆる科学技術の粋を結集して造られた機械仕掛けの神である少女、結城末妃奈。
彼女の力に目を付けた日本政府は、保護と引き換えに護国機関に所属することを彼女に持ちかける。
しかし、神に匹敵する力を保有するその身体は彼女の意思では扱えず、本来の能力の一割も引き出せない。そこで政府は"本物のカミの末裔"である剣に、戦闘時には人格転移装置を用いて、機械仕掛けの神の身体を運用するよう命令。
末妃奈や中央省庁の仲間達と共に、剣は多発する大規模犯罪に立ち向かう!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-10 08:59:28
15911文字
会話率:40%
「『高度に発達した科学は魔法と区別がつかない』と言うのなら、『科学に偽装した魔法』はどうなるのかしら?」
魔王に許された一度だけのわがままが魔界の禁忌を犯す。人間と魔王によって世界はどう変わるのだろうか
「まあ、順応性の高いニホンジンなら
何とかなるんじゃない?」
「はぁ……」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-24 22:00:00
2855文字
会話率:48%
富士山で天体観測を始めようとしていた近衛慎也は不思議な少女の声と共に突如出現した紅い月に呑み込まれ異世界『オーセティア』へと転移してしまう。
転移先が騎士団による厳重警備を受けていた地ということで即座に保護された慎也は『オーセティア』が発達
した科学・魔術統合文明を持つ世界であると聞かされる。
転移に使用された『異界門』は数年~数十年使用不可能であり、即座に地球へと帰還することは困難と判断した慎也は別の帰還方法を探るためルーディアス王国の王都へ向かうことを決意するが、既に慎也は陰謀へと巻き込まれていた。
出発の日に返却された天体望遠鏡のケースに収められていたノートパソコンのOSが書き換えられたり、慎也の身辺で次々と不自然なことが発生する。
少し普通じゃないSFファンタジーです。
もしかすると主人公に若干チート補正かかってるかもしれません……
諸事情により連載停止中。新規更新2015年5月下旬予定。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-02 04:04:29
32771文字
会話率:30%
世界は科学と魔法が混在し両立した世界。
発達した科学と魔法は生活に定着し、より便利なものとして無くてはならない存在になった。
人々の生活は楽にはなったがそれと同時に犯罪という闇を一層暗く染めていた。
複雑に高度かして行った犯罪に対応
するためーー首都圏魔法機動隊ーーはその産声を上げるのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-04-17 00:56:32
3180文字
会話率:37%
発達した科学進歩の開発の途中、科学者が見つけた扉――異次元へとつながる扉だった。その中を開けてみると中は地獄のような場所。魔物が闊歩し人を喰う。だが人々は恐れず立ち向かう。
これは魔物と戦う人々のお話。
最終更新:2011-10-15 12:23:24
1547文字
会話率:54%
人間を超える能力を得たとしたら、あなたはどう生きていくでしょうか……。
そう遠くない未来の日本。
そこでは、発達した科学文明が生み出した超能力者と人間との戦いが起ころうとしていた。
能力に人生を歪められてなお人間として生きたいと望む主人公
・龍介は、暴走する”能力者”たちから人間を守るため、仲間と共に立ち上がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-13 17:00:00
19913文字
会話率:44%