人は、心に幸せの水瓶を持っている。人は、その水瓶を満たす幸せを言葉で受け渡すことが出来る。人は、人の幸せの水瓶を満たす事でも、自分の水瓶を満たすことが出来る。人は、自分以外の水瓶の中に幸せがどれほど入っているか知るすべを持たない。人は、知る
すべを持たないから、自分でどれくらい入っているかを勝手に想像し、決め付ける。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-02-24 14:57:38
2193文字
会話率:34%
『死神はある一定数の命を天国に送り届けると天使になれる……』前世の記憶がないユウは、人間の命を後一人分狩るとその条件を満たすことのできる天使目前の死神だ。そんな彼が最期の命にと目を付けたのは、歪んだ世界からの解放を望む、廃墟となったビルで生
活する一人の少女だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-06-26 22:59:04
8865文字
会話率:20%
やろうとしている事は果たすことが出来なかった償いだ。だが、それをもし果たせたとしても、俺の心の罪は消えないだろう。……それでもいい。彼女の笑顔が再び、戻るなら……。俺は血に染まる殺人鬼となろう。右手には白銀に輝く聖なる天使の剣を。左手には漆
黒に瞬く血に飢えた悪魔の剣を。今、この罪を償いに行こう。これが俺の選んだ選択肢だから。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-04-04 12:00:11
10994文字
会話率:32%
いくつもの時が終わり。いくつもの時が始まった。これは田舎町で起こる一つの物語。ただ願うのは誓いを果たすこと。どうか物語の最期には優しい結末を。
最終更新:2008-02-28 04:45:06
2834文字
会話率:28%
あいつに誓った約束。それを果たすことが、せめてもの手向け――。平安陰陽師話、とんでもない14歳の主人公にとんでもない設定がでてきますが、ご意見ご感想お待ちしております。
最終更新:2005-12-21 10:51:20
945文字
会話率:25%
生きながらに人間であることを否定し、死期の遣ってきた人間をあの世に送る『死神見習い』。そして『見習い』の過程を経て正式な『死神』を名乗る『不死者』。冷酷な人外の者に成り下がった彼らでも時折思い出す。『人間』だった頃愛していたもう二度と会うこ
とも、言葉を交わすこともかなわない人の事を。『死神』キキ・ミャミュエイと『死神見習い』シュン・キョシュイ。この物語は彼らがかつての想い人と再会を果たすことから始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-10-11 09:53:55
1104文字
会話率:4%