ラロッカ・エニシーグはスコッチに唐辛子をパラパラと入れて遊んでいた。
「ねぇ、ラロッカ。今日は暇なんでしょぉ?」
しなだれる女。
真っ赤なドレスに身を包んだ色香漂う女。
だが、ラロッカは女の事など関せず、赤い花の咲いたスッコチをくっと飲む。
「また変なの飲んでるぅ。体壊すわよぉ」
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最終更新:2010-05-04 13:33:23
1563文字
会話率:36%
現世でうっかり人生の終止符を打ってしまったあたしは、異世界で華麗に美しく返り咲いた!!
最終更新:2010-03-10 20:34:02
975文字
会話率:11%
時は平成、春。今年もまた、可憐な花――桜――が咲いた。桜の精、凌太は思い出していた。道長の時代に出逢った、ある少女のことを――……。
最終更新:2008-12-29 10:43:26
4660文字
会話率:23%
わたしは唯一の友達であるウサギのアリスを追いかけていた。そうすると見知らぬ大木の前に出た。桜が満開に咲いた枯木だった。そこで女の子にあった。つっけんどんだけど、優しい子。見知らぬわたしに優しくしてくれた彼女はどこか寂しげで、何かを願っている
ようだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-12-18 21:36:36
31184文字
会話率:26%
とある街のビルの2階にある喫茶店。そこでは普通のメニューの他にマスターがお話をしてくれます。今回のお話は『野花』というお話。道端に咲いた花を見て、その女性は何を思ったのか……
最終更新:2008-06-26 08:21:37
1457文字
会話率:0%
田舎で暮らす少年宮岸優作は、クラスメートの城戸さとりから花火大会へと誘われる。しかし彼の中には、花火に対する苦い思いがあり――――。
※この作品は「夕凪の広場(http://www.yuuduki.jp/)」でも掲載しています。
最終更新:2007-11-06 20:43:06
10070文字
会話率:22%
一面に咲いた赤い彼岸花の中で、僕と女は向かいあって座っていた。
最終更新:2007-10-16 16:07:27
873文字
会話率:6%
東京に咲いた一輪の華――それはあまりにも美しく、巨大で、紅い華だった。
最終更新:2007-08-08 16:50:52
8392文字
会話率:13%
日陰に咲いた不細工なタンポポの思い――。
最終更新:2007-02-22 00:55:52
651文字
会話率:34%
四人の神が統べる国、GURDEN。その四神に仕えている三人の翼人によって秩序は護られていた。三人の翼人の名をフィデリオ=グラジオ、カスケード=ニウ。しかし三人目の翼人であるオルレカはいなかった。死を司るオルレカはその重い役目の為に短命で、前
任者も早くにその生を閉じていた。だが増えすぎた人口を間引く為に再びオルレカが選ばれた。スプレケリアという名の紅い花。人々を間引く仕事に傷ついていく。そんな中、カスケードが反旗を翻した。短い生涯を閉じた前任のオルレカは彼が育てたのである。神の方針に逆らうカスケードの思いに惹かれていく現オルレカのケリーだったが立場故に剣を交える。元よりカスケードはこの地の番人であり、古いその身は戦闘中に終わりを告げた。生を司る神の消滅でこの地に咲いた人々も滅んでいくと、残った神と翼人は新天地を求める事を決意した。オルレカにも同行するように言うが、彼はこの地に残り、カスケードの復活を待つと答える。オルレカの手にはカスケードの身体から零れた種が残っている。そして時が満ち、孤独に耐え待っていたオルレカの元へカスケードは新しい肉体を得て帰ってくるのである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-01-28 09:15:26
105558文字
会話率:21%
人を好きになるのってあまりに突然で、自分でも驚いてしまう。だけどその気持ちはきがつけばもう止まらなくなっている。
最終更新:2006-09-03 00:07:55
2116文字
会話率:47%