誰にも見られず
誰にも答えてくれなかった
|認識《リコグナイズ》されなかった少年の話
「誰か僕を見てよ」
最終更新:2015-01-30 20:34:22
629文字
会話率:4%
西暦2062年、日本首都新塔京都。
科学の著しい発達により、神仏への「信仰」が薄れていった時代。
しかし、神仏は人々の心から消え去ろうとしている「信仰」取り戻そうと、狂い、ありとあらゆる手を使って巷を跋扈(ばっこ)しはじめる。
世間に認
識されない、そんな怪事件に巻き込まれた高校生の少女、名椎比女(ナヅチ・ヒメ)と、狂った神仏を人知れず調伏しつづける「神滅(カメツ)」の青年、速水八雲(ハヤミ・ヤクモ)が織りなす、日本神話と近未来ファンタジーの融合話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-18 18:00:00
194110文字
会話率:39%
私立カロリー学院とヘルシー女学園を舞台に繰り広げられる、教師恋物語第3弾。
今度は婚活女子とからかわれる数学教諭と影が薄くて周りから認識されない地理教諭の恋物語。
あまりにも影の薄い地理教諭の井橋景之は、恋焦がれている数学教諭の御
門詩織に認識されたくてイメチェンをすることに・・・!
※影の薄さがハンパないです。が、ファンタジーな世界であると理解したうえでお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-08 18:00:00
45642文字
会話率:49%
「観測者がいなければ、全ての事象は無であるのと何ら変わりない。観測者がいない事実は、それが事実であると認識されない。つまりないも同然だ」
観測者がいない事象は事実として認識されないという論を話す僕とそれに反論する彼女のお話です。
最終更新:2013-11-02 19:51:14
2460文字
会話率:60%
現実と隣り合い重なり合う異世界「夢限世界」。
通常、「夢」としてしか認識されない世界で、自由に動き、特殊な能力も発揮できる者たちで構成された《パトリオット》。
図らずも、その《パトリオット》に編入され、こき使われるハメになった三ツ森。
彼を囲む仲間たち。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-21 11:53:16
24562文字
会話率:22%
時の王は高らかに告げた。
「そなたこそ、黄昏の勇者」
その勇者は、変人で変態だった。未来の妻となった王女が抱きついても、顔を引きつらせてばりっとはがした。そして、自分は女だなどとおかしなことを叫んだ。それだけではなく、自分をかばう聖女
に対して体を確認してみろと迫ったのだ。だが、その聖者曰く彼は悲しい存在なのだ。無理な召還が祟って、後遺症をいくつか受けてしまったらしい。その一つが記憶の混乱であり、そしてもう一つは、異常なほど膨らんだ胸。それは、見ているこっちが痛ましいほど大きく腫れ上がっていた。だがそんな痛みはまったく顔に出さずに、ただただ自分を女と言い張る。美しく、優しく、そして変人な彼がこの世界を救う勇者だった。
「――――――だから私は女だって!」
「大丈夫よ。分かってるから」
「君だけだよ私の理解者は!」
「そうそう。だからもう他の男に胸揉ませたりとかしないでね。うっかり殺っちゃうから」
これはどう見ても女であるのにそう認識されない女勇者と、とある理由から性別を偽っている男の魔女の、奇妙なラブコメディ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-21 22:41:48
24379文字
会話率:39%
キッチン・デリバリー……廃校舎に住み着く“異常”なヒト達が営むデリバリー。存在が確認されない、紙面上にも画面上にも認識されない、誰も知らない……真っ黒づくめの少女、烏とアレキサンドライト色の髪の少年、ノギが、闇に潜む寄生虫を葬るために、今日
も素敵なディナーを届けます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-07-14 18:03:55
565文字
会話率:22%
幻の街、ファントムシティー。それは夢なのか現実なのか、この街は酷く曖昧な場所に位置する。現実を覚めない夢と称するなら、夢と認識されない夢もまた確かな現実としてそこにあるのではないか。それは非常に曖昧で支離滅裂で酷く都合のいい現実として。この
物語は、そんな街に住まう一人の女性の一日である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-08-27 23:38:07
2909文字
会話率:0%