地水火風の魔法を使って生活をすることが当たり前の世界に、魔法を使うことのできない双子がいた。
男の子はウィリアムという名前で、真面目な少年である。生活一般に使う魔法すらも扱うことが出来ず、この世ではありえない金髪をしていて、周囲から気味
悪がられ、うとまれている。
女の子はアンネという名前で、物静かな少女である。こちらは黒髪をしているが、こちらも魔法が使えない上、ウィリアムといつも一緒にいるため、彼と同様に白い目で見られている。
双子が十歳の時である。学校の校外実習で、クラスの子どもたち、引率の教師二人とで、城塞都市の外にある森に行くことになった。担任教師のジェラルド、引率を受け持った教師のマティアス、クラスの優等生のレオンハルトなど、様々な人間が二人と関わってゆく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-13 01:08:44
71050文字
会話率:50%
愛と豊穣の神の祭りで出会った、乙女ではない『葡萄の乙女』と騎士ではない『神殿騎士様』。過去に傷付いた彼女はまるでお堅い教師の様に3人の『葡萄の乙女』達を祭りに引率してきたのだが、馬車から降りた時に彼女が踏んだモノは葡萄ではなく……みたいな話
。※ムーン様との重複投稿R15版です折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-03-05 13:00:00
11500文字
会話率:47%
ただでさえ慣れない授業中にウイルス感染が疑われたり終了のチャイムが鳴らなかったりとトラブルが続き、教育実習生の上向獅朗は機嫌が悪かった。
けれど、不幸は積み重なる。高校生五人と先生、それから上向を含めた七人はコンピュータ教室ごと寂れた洋館に
転移してしまう。
変質する体、敵対する存在。
男勝りで手の早い神部 絵美。
無口だが口が凶器の場木 魚実。
無防備だが友達思いの無量 栞沙。
それと調子乗りの男子生徒二人をまだ大学生気分な上向と見た目ロックン中マッドな先生が引率する。
それからエリート実習生(家庭科)蓮村 妙まで合流して、馬になったり牛になったり非常に賑やか。
協力したり、面倒くさがったり、騙されたりしながら王族に刃向かい、城にかけられた大規模な呪いを解きに行く。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-10 00:00:00
119670文字
会話率:32%
1999年、サグラダ・ファミリアで破壊衝動と共に生まれた否定存在、NOT。定まった形を持たず、人を食料にする彼らは人の皮を被り一般市民に認知されることなく勢力を伸ばしていた。そんな中、各国で起こる奇怪な事件、それはNOTが引き起こしている
ものだった。NOTに銃弾、核弾頭、細菌兵器は効果がない。彼ら自身が帯びているパルスが触れることを許さないのだ。NOTに対し対抗手段はただ一つ、同一のパルスを帯びた兵士を有する十三委員会だけだが、人殺しも厭わない十三委員会を利用しようとする国家は少なかった。
日本、都内の新設高校である陽正高校で「神隠し事件」が発生する。十三委員会、見習い兵士 ヴィルマ・ガソット。引率者 神戸四季は依頼により調査に入ることになるが、中でも全国区プレーヤー犇めく「男子バスケ部」で異様な雰囲気を持つ3名の生徒に的は絞られていく。過去の柵を断ち切り、NOTの討伐に成功するヴィルマだが、彼女が先に見たのもは人を守りたくても守れない挫折と苦悩だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-04 21:07:59
82496文字
会話率:58%
回りを海に囲まれた国の片田舎に住む少女を中心としたファンタジー。
科学と魔法が適度に発達した世界に住む少女フェリエラ・エアーリヒは、退役軍人である祖父と共に田舎で暮らしていた。彼女の住む世界には、15歳になった子どもをテストし、優秀な成績
を収めた者を王都に徴用し、活躍の機会を与えるという制度があった。
彼女の日常は、祖父から習った剣を頼りに飼い犬で友達でもある半獣のクロと村の墓守をするだけだった。しかし、15歳になったフェリエラはクロと二人でテストを受け、見事王都への切符を手に入れる。
別れ際に祖父から貰った東方の刀を持って、フェリエラとクロは王都へと赴く。そこは、田舎で暮らしていた二人には信じられないような世界だった。見たこともない程お洒落な街並み、街の周りでは軍隊が未知の空飛ぶ機械まで使っている。
二人がそれらの物に目を奪われているうちに、馬車は宮城の地下へと入って行く。宮城で働けるかもしれないという二人の期待とは裏腹に、そこで待ち受けていたのは人間を食肉として加工するための巨大な工場だった。
フェリエラたちを引率していた兵士の話では、フェリエラたちは王都で働くためではなく、ここで殺されるために連れてこられたようだ。フェリエラとクロは、それを聞いて剣と魔法で抵抗を開始する。不意を衝いたせいもあったのか、フェリエラたちは宮城から逃げ出すことに成功する。しかし、抵抗する過程でクロが消耗しきってしまい、途中で出会った王都に住む少女の屋敷に身を寄せることになる。
二人はそこでクー・シー名乗る少女から食糧生産を上回ってしまった人口を支えるための食人の制度について説明を受ける。
少女自身も、軍でそれなりの地位を占める貴族だった良心が現体制に反対し、革命を起こしたために処分されるところだったという。
三人は、ひとまず少女の家で休息し、現状を知るために次の日に王都の街へと繰り出した。
そこでは、華やかな世界が広がっていて、しばらくは昨日の出来事を忘れて観光するフェリエラとクロ。だが、クーに連れられて行った食料品店で、平然と人肉が売られているのを目撃する。
それを見て、宮城に乗り込んでクーデターを決行することを決意する三人。だが、王都や宮城の警備は厳重で、なかなか宮城に侵入する方法が見つからない。
そんな時、フェリエラは王都に来る時に見かけた飛行機を使うことを思いつく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-21 22:36:42
92172文字
会話率:46%
横転してしまったバスに乗っていた遠足へ向かう途中の高校生、引率の担任の先生も含めてそのクラスは全員死んでしまう。
目を覚ますとそこにいたのは神様、滅んでしまう世界があるからその世界に行って欲しいとの事だった、突然過ぎて驚く一同だが、何をや
れとも言われない、ただ別の世界の人間がいけば何かが変わるからと言われ、引き受ける。
その世界は剣と魔法のファンタジーだった、そして異世界から人間が入ったせいで、予想通り世界が改変されたものの何故か魔王達が出現!? 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-05 18:00:00
18615文字
会話率:41%
軍事教練校ヘルトリーの上級士官候補生であるルディは、同期生達と共に卒業試験のための実地研修先へとやってくる。そんな彼らの引率者として現れたアイールは、劣等人種の少年だった。
当然ながら納得できない士官候補生達。特にルディは、出会いが最悪だっ
たこともあり、言いがかりをつけてアイールを排除しようとするが・・・・・
〝天と地に月の加護を〟をシリーズ名にしたことに伴い、タイトルを変更させていただきます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-24 00:00:00
88286文字
会話率:46%
2010年7月、榊原探偵事務所の事務員である深町瑞穂は、友人の笠原由衣に誘われて湘南海岸へ海水浴に出かける事になった。人数が足りないという事で名探偵・榊原恵一や秘書の亜由美もこの海水浴に同行することになるが、まったく空気を読まずに真夏の太
陽の下でスーツを着込む榊原の見守る中、各々が楽しい休日を満喫していた。が、引率者である由衣の大学の教授が溺死体となって海岸に漂着したことから事態は急変。榊原は県警の要請で捜査に参加するが、容疑者となった由衣の級友たちには全員アリバイがあった……。真夏の海水浴場で、空気を読まない名探偵が見せた推理とは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-12-08 00:32:30
27787文字
会話率:68%
――翼をもがれた天使が、大空を飛ぶことを忘れ大地に横たわる――
人に寄生し種を増やす異界の魔物「ハイブ」の出現により、女神の創りし箱庭《ショートランド》に滅亡の足音が忍び寄る。深刻さを増す食料不足と相次ぐ戦に人心は惑い、邪教の台頭を招く
。
そんな中、神聖ガラナーク王国で、ひとりの少年神官が神託を受けて北の地へと旅立つ。そこで出逢った不思議な少女。彼女は神託の《天使》なのか? そして彼は荒廃に向かう世界を救うことができるのか――。
小さな世界で繰り広げられる、少年と少年と少女と少女とお姉さんと、おっさん婆さんその他諸々の物語。
文庫『小さな世界の物語』(現在「書泉グランデ」にて置いて貰ってます)のWEB版です。
(この作品はクラシックD&Dシステムに則って書かれています)
H25.9.1付で外話を外伝集(http://ncode.syosetu.com/n7616bt/)に移動しました。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-06-10 00:00:00
439710文字
会話率:43%
新学期が始まり数週間。二葉亭学園では二年生の修学旅行の日が近づいていた。新人教師として引率することになっていた雪春は、腹黒生徒会長に対する様々な不安と、初めての遠出にわずかな期待を抱いていた。しかし旅先でまたもや事件が発生。いい加減このパタ
ーンには慣れてきたが、今回はなんだか幸太郎の様子がおかしいような?女生徒の謎の視線、同僚の突然の接近を避けつつ、歌に込められたヒントを元に雪春は京都の街を駆け巡る。*この物語に出てくる音楽の解釈は個人的なものです。こんな考え方もあるなぁぐらいの軽い気持ちでお読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-03-19 16:50:38
23206文字
会話率:37%
『姫の学校物語Ⅱ』の第二章です。昨日と違う先生の引率で京都を見回る二日目。さて、今日はどんなぼけた会話とやり取りが待っているのか。そして、無事にこの日を終えることができるのか!ぜひご覧ください!
最終更新:2012-11-29 20:29:53
7592文字
会話率:27%
ディケアに通い出した私は、夫と共に土曜日のディケアに参加するのであった。引率する職員の中に蓮池さんもいるのであった。
キーワード:
最終更新:2012-08-26 01:11:25
789文字
会話率:38%
異世界に召喚された俺は軽く絶望した。理由は簡単、目の前にいたのがイケメンだったからだ。これはごく平凡な俺が、元の世界へ帰る(予定の)物語・・・のはずだ。 ※不定期更新です※
最終更新:2010-09-21 02:33:18
14994文字
会話率:28%
藤堂陸、有田大信、五十嵐千里の三人は化物退治を生業とする山月村の出身の中学生である。三人は指導員である朱鷺野実に引率されて連続殺人事件の舞台となった片田舎の町へ訪れる。目的は事件の犯人である化け物の退治。だが、当初、一日で片が付くと思われ
た化け物退治は、陸の失態により、町中へ逃してしまう最悪の事態へと発展する。少年達はこの難局を打破し、無事に化け物を退治することが出来るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-17 21:39:24
88624文字
会話率:37%
東京都私立誠心学園高校三年生は、フィリピンへ修学旅行へ来ていた。小型船に乗り込み、美しい島々を存分に観光する予定であったが、思わぬトラブルに巻き込まれた。生徒と引率のニヒルな国語教師堂本亮一、変態中年理科教師の新田、小悪魔な女性看護士の藤川
沙耶香。トラブルの原因はどうやら堂本にあるらしい。罠に掛かり、無人島でかつての同級生佐山猛からの真っ向からの挑戦を受けた堂本は、この窮地を脱することができるのであろうか!?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-04-22 15:52:11
20084文字
会話率:30%