Ｃｕ 小説家になろう　作者検索

　又川峰次（またがわみねつぐ）は悩み多き人生を送ってきた。自ら「ビョーキ」と称する悪癖のせいだ。 　階段はかならず右足で最後の一歩を踏む。信号は点滅する前に渡りきる。横断歩道は白いとこしか歩かない。通学時は決して走らない。エトセトラ、エトセトラ。 　自分ルールで自分を縛り付けている彼は、自分の理想とする姿から乖離した物もまた苦手だった。それらを彼は「人生におけるバグ」と呼んでいる。 　そんな彼が、いま気になって仕方がないバグがあった。それは旧校舎の外壁に取り付けられた大時計だ。その時計は常に現在時刻より二時間進んでズレていた。そしていくら修理しても次の日には元の木阿弥になってしまう、そんなバグ。 　見ているだけで落ち着かない時計に対してついにしびれを切らした峰次は、クラスメイトで唯一の友人である彼乃岸（かのぎし）ゆかりを誘う。彼女もまた、大時計のズレが気になるのだという。 　そうして二人は共に旧校舎への侵入を試みることにしたのだが……。 ※ブログ「兎塚放送」にて同作品を掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ

ピアノにとりついた女子高生の幽霊が、中学生の男子と恋に落ちる。 ふたりは廃校の危機にある分校の存続のために力を合わせるが、そこへ怪しげな男の影が迫り……。 早春の東北を舞台に描かれるのは合唱、青春、サスペンス、ついでにおねショタ？ そんな言葉にピンときた人は是非どうぞ。 ※第５回ナロラボ杯にて、トップ賞いただきました。 ※小説家になろうにて連載中、転載禁止です。　折りたたむ>>続きをよむ

俗世間から逃げるようにブラックホールに入ブラックホール自殺しようとした私は不思議な喫茶店に不時着してしまう。

第一印象、真面目そうな人。 カネヤマ ミカ 事実、ミカは真面目だけど…。

どうやら死んでしまったらしい「俺」の前に、チート転生させてあげるよと自称神様が現れる。生前から熟練のなろう読者だった「俺」は二つ返事でそれに了承するが、その途中別の神様が乱入してきて転生を妨害してしまう。「やめて！　俺はチート転生してヒャッハーなチーレム人生送りたいの！」肉体言語で語り合う神様たちに叫ぶ「俺」の明日はどっちだ！？折りたたむ>>続きをよむ

1週間に１つ小説を書こう企画第2弾 今回のテーマは時間 何気ない時間かと思いきや…？ そんなお話です

宰相様と王子(と王子の従者と可哀想な見回り当番)の話。 甘…いのか？ 従者曰く、王子殿下は頭脳系のアホ。 可哀想な見回り当番曰く、あの夜見回り引き受けてほんと良かった。 王子殿下曰く、宰相は寝不足。 国民曰く、宰相はアイドル。 宰相曰く、王子殿下は何やってもかっこいい。 愛の力だね。お幸せになって下さい。折りたたむ>>続きをよむ

あれ、これって警察の仕事？って言うのはスルーでお願いします。

日常の一コマを描いたものです。

　これは桜の街に住む木花咲耶が幼馴染みの忍野八海と共に困難を乗り越える物語。

海洋貿易によって栄える女帝国セレスティアに属する小さな島領エスカマに住むパン屋の少年高虎は、たまたま店番をしていた終末、店の前を通り過ぎていった美しい金髪の女領主、スカーレットに一目ぼれした。 彼女に喜んでもらおうと考えた高虎は、親友ディオンに心配され、兄長秀の温かい応援によって彼女が好きな紅茶を探す旅に出る。折りたたむ>>続きをよむ

物語はとある夏場に遡りましょう。 これは、友人の体験談を元に書いた物語。 信じるか信じないかは、あなた次第←まるぱくりやんけ

沖縄のイケメン高校生具志堅闇が夢の世界をひたすら彷徨う… そこで見たものとは…!?

いつもと同じ日常のはずが、学園ごと異世界にワープしてしまう しかもモンスターが徘徊し、魔法が存在する！？ 友人、幼なじみを守るため本気だしちゃいますか

「私は未来から来ました。未来のあなたは私にメロメロです。ですから、私を飼ってください」

友達が自殺した。 クラスみんなが呪われた。 そして僕も。

つまらないショートコントの台本です。どんでん返し要素はありません。

転生勇者の魔王伝 処女作です。 勇者になると、死んでしまっても転生すれば記憶を引き継いだまま勇者として、また活動出来る世界。さらに勇者は転生先を自由に選べるという。 そんな世界の勇者となったリクだったが、何度魔王に挑んでも歯が立たずに倒されてしまう。四度目の転生で少し気を抜いたリクは予想外なところに転生してしまう。果たしてリクはどうなってしまうのか…。 折りたたむ>>続きをよむ

人気小説家と夏にぴったりな現実離れの物語。

７歳の時に王位を継いだ現在１７歳のとある国の女王から兄へと送られた手紙。 その内容とは────。 シリアスに見せかけた、どうしてこうなったという若き女王の新たな人生の始まりの話。