中学三年生の春。
この学校に転校してきた紅咲夜は、教室の空気に馴染めずにいた。
そんなある日、ふとした出来事で出会った少年少女の五人組。
その出会いを堺に、彼の人生は大きく回りだす。
転校を余儀なくされた、咲夜の残酷な過去。
そして……そこに刻まれたのは幾多もの過去が重なった『呪い』。
「ねっ、すごいでしょ。咲夜君」
「お前自身も気づいただろ。何かを我慢していたことに……いや、本当はそれを望んでたことに」
「私たちのどこが変なのよ!?」
「わかったようにいうな!!」
「僕のどこが素直じゃないって言うんだ」
「どうして……お前のギターから出る音は、そんなにも悲しそうなんだよ」
「じゃあ何で我慢する!?何をおそれている!?何におびえているんだ!?」
「彼らに……僕のことなんて、わかってたまるか」
彼らが過ごした青春時代が、今、始まる。
『デイリーメイカーズ』
この作品は電子書籍サイト、E☆エブリスタにも投稿していますので、よろしければそちらの方もお願いいたします。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-12 23:05:47
42031文字
会話率:62%
思えばあの時から、あたしの運命は決まっていたのかもしれない。
中学三年生になり、迎えた始業式。
その帰り道、あたしは交通事故に巻き込まれた。
事故の後遺症か、両目は視力を失い、光は閉ざされたはずだった。
それなのに。あたしの脳内には、鮮明に
皆の姿が映っていて……。
目には見えない物を見通すという、不思議な力を持った少年少女は、その力を世の為人の為に有効活用しようと、探偵事務所を設立する。
そこで彼らを待ち受ける数々の事件とは――
これは、そんな彼らの青春の一幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-03-09 10:23:17
85228文字
会話率:53%
俺こと皆月のモットーは『夢はでっかく』であり、それ故に世界征服が最終目標だ。
興味に対する欲求の解消のためだけに大学に入学した皆月は、三年生になった十月、同級生の異変に気がつく。
その人物の名は峰島。同じ学科にいる中でも親しくしている女子
だ。
真面目な峰島が躁鬱状態が酷くなっていることが理由で欠席するようになったら、
大学を何とも思わず登校していない他の学生と同じに扱われてしまう――そんな未来を予想して許すことができなかった皆月は、
彼女に手を差し伸べることくらいできなくては世界征服なんてできるわけがないと案を練り始めて――。
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某賞の短編部門落選作です。
投稿時そのままの状態で公開しました。
また、他のサイトでも公開しております。
少しでも楽しんでいただけますように。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-24 00:00:00
16080文字
会話率:44%
「な、んだよ、…それ…」「何って。あんたも持ってるじゃない。"それ"」高校三年生、洸牙は普通の町で普通の生活を送っていた。しかしある日、目が覚めるとそこには知らない荒れた街と、知らない女と、自分を呼ぶ獣が…。普通の高校生
が世界を掛けた運命へと導かれる──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-23 08:04:17
4769文字
会話率:36%
僕は来春から高校に入学する中学三年生。
そんな僕には、ある悩みがあった。
それは「自分」とは何か、ということ。
僕は「自分」を探すために、旅に出ることにした。
最終更新:2012-02-09 17:17:46
25150文字
会話率:58%
中学三年生の冬から始まる
恋愛をずっと後悔している一人の男の話
最終更新:2012-02-08 03:32:13
1883文字
会話率:31%
「それを証明して見せよう」高校三年生のとある夏の日、俺は彼女に呼び出された屋上でそんな宣言を受けた。
それは自分なりの哲学を持つがゆえに偏屈な一人の少女と、そんな少女の幼馴染である俺との他愛のない物語だ。
最終更新:2012-01-22 10:20:20
13229文字
会話率:39%
都内屈指の新学校で、受験を控えた三年生が自殺した。警察は受験のプレッシャーによる自殺と断定し捜査は打ち切られようとしたが、疑問を抱いた刑事館林は、ちょうど教育実習で訪れていた瀬郷洋輔に捜査協力の依頼をする。自殺した生徒は、成績も学年トップ
で、このままいけばどの大学にも入学できるはずだった。それなのにこの時期での自殺は、正直解せないというのだった。進めていくうちに、捜査線上に浮かび上がってきた二人の容疑者。二人とも、成績同率二位を誇る実力者だった……。
次々と浮かび上がる、それぞれの思惑。果たして自殺か、他殺か。全てのピースがそろった時、驚愕の真実が明らかになる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-01-04 15:00:00
86158文字
会話率:39%
小学三年生の西本卓也には、楽しみにしている日課があった。それは、学校帰りに五十嵐家に寄り、五十嵐逸子の唄声を聞くことだった。逸子の唄声を聞くことで、一日の疲れを忘れ去ることが出来たのだ。
が――。
彼女は自殺した。しかもその時間帯は、
卓也が唄声を聞いていた時間帯と被っていたのだ――。
彼女の自殺が報道された直後、卓也はアカツキ探偵事務所所長、暁天我のもとを訪れる。例のことを卓也は主張するが、助手の榊徹は本気で信じていない様子だった。が、所長の天我は卓也の主張を真に受け、逸子の自殺について調べることを承諾する。渋々だが、助手である徹も立場上協力せざるをえない状況に陥ってしまった。
卓也は何故、彼女の死亡推定時刻の時間帯に、彼女の唄声を聞くことができたのだろうか――天我は、その謎に挑む!
次々と浮上してくる謎。逸子が体験した壮絶なる過去。唯一の容疑者と思われた夫には、鉄壁のアリバイがあった。
果たして天我と徹は、真相に辿り着くことができるのか! そして、辿り着いた先に見えるもとのは――。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-05-15 09:00:00
49628文字
会話率:52%
なでしこじゃぱんの快挙に刺激された小学三年生女子たちのサッカー物語です。楽しんで読んでください。
最終更新:2012-01-01 13:34:53
1506文字
会話率:87%
【不登校】な【僕】がただやりたくて始めた、日記の用なものです!
書いてるのは中学三年生の女の子で
ノンフィクションです(^-^)/
もしお時間などがあれば読んで下さい!
誤字脱字あれば指摘をお願いします!
最終更新:2011-12-25 00:55:26
3414文字
会話率:1%
目つきが異様に悪いが普通の中学三年生、真沙子と正也。双子のふたりが、雰囲気の悪者っぽい帝国へと召喚されました。 / サイドストーリーに、女勇者さんと間者さんと将軍さんと一般帝国民さんとおばあちゃんがいます。
最終更新:2011-12-17 23:34:31
40769文字
会話率:13%
相川みつきは十七歳、高校三年生。何もかもが満ち足りているはずなのに、『忘れ物』が気になって仕方がない。順調すぎる日々、来年は進学、家族や友達、彼女を支えてくれる大切な人々。けれどみつきは時々自分を置き忘れてしまう。そしてふと瞼の裏に浮かぶの
は、茜色の空と一直線に伸びるポプラ並木。幼い日、父に連れられて歩いた茜色の散歩道。耳に届くメロディ、そしてコーヒーの香り。
忘れかけていた記憶の扉が開き、みつきは誘われるままに扉の向こうへ歩みだす。もう夢と区別がつかなくなった、記憶の世界へ。そこで彼女は幼い日々の自分と出会う。無邪気に父のあとを歩いていたあの日々を。見上げる空は燃えるような夕焼けで、優しく手を握ってくれるのは、父か、それとも大好きな彼の手か。美術部の彼、裕の指は自由に世界を描き出す。キャンバスに、自在に。ある日みつきはイーゼルの上にあのポプラ並木を見つけてしまう。幼い自分がバスを待った、あの待合室、伸びる影。
まだ夏には遠い春の夕方、みつきはいつかやってくるバスを、待つ。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-16 00:32:32
49571文字
会話率:56%
中学三年生の佐藤祐希は受験真っ只中の冬の日に、27歳の男、宮下蓮に出会った。元々、祐希の男性のタイプが年上、しかもかなりの。というところからか、祐希は蓮に恋心を抱きはじめた。蓮は3年もすれば三十路。祐希の気持ちには答えられないとわかっている
のだが・・・。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-15 16:31:43
590文字
会話率:0%
魔導士養成所の三年生イーリーは、ひょんな事から最強の闇の魔導師アイソリュースが残した蔵書を見せてもらえることになり・・・。歴史の闇に埋もれた真実を解き明かし、自分の進むべき道を選んでゆく。
最終更新:2011-12-08 00:51:31
59949文字
会話率:41%
葉月ルコは、青葉台大学付属青葉台高等学校の三年生。
そして数学教師の如月隆羅はルコの育ての親で、
彼女の親友・水無月 海を1年前に川で溺れかけているのを助けた事で2人の秘密の付き合いが始まる。
如月には人に言えない秘密があり、ルコにも秘密が
あった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-06 17:23:25
244869文字
会話率:67%
私立、謳歌学園に在学する高校三年生の平平軒並(ひらたいらのきなみ)は、普通の人間より僅かばかり感受性の強い人間だった。しかしその僅かばかりの差異は着実に軒並の心を蝕んでいた。小学生の頃はいじめの許せない、正義感の強い子供だったが、それゆえ
に周囲から敬遠され、正義感を放棄することを決意する。しかしその軒並の臆病な性質は成長とともに悪化していき、高校生にもなると遂に嘘と愛想笑いしか残らない男となり、人間失格として行き詰まった人生に極限の苦痛を抱いていた。その性質を改善しようにも、長い時間をかけて築き上げた人間性であるゆえ改善不可能と悟った軒並は学校の屋上から飛び降り自殺を敢行した。しかし自殺(し)んだ先に待っていたのは自殺世界と呼ばれるもう一つの世界で…。文学的要素を取り込んだSFライトノベルです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-05 01:27:54
15155文字
会話率:14%
青春とは無縁のまま受験生へ……。このままでいいのか!否!今こそ行動の時である!高校三年生の空回りラブコメ。全2話完結済み。
最終更新:2011-11-27 18:56:34
11832文字
会話率:40%
ある中学校に通う中学三年生の桐谷幸一には、悩みがあった。
それは、『声』が聞こえること。頭の中に、直接響いてくる『声』は、幸一にとって、悩みの種となっていた。
最終更新:2011-11-23 00:35:30
4341文字
会話率:47%
フランソワ・ノエル・バブーフは貧農の娘。愛称はノエル。中学三年生。悩み事は高校受験。強く明るい娘。
魔法皇帝が統治する冬の帝国で、母と二人で暮らしていた。
そんなノエルはある日、瀕死の虎の魔獣――ポチョムくんと出会う。
ポチョムとの
出会いを機に、ノエルは帝国と己を翻弄する運命に呑み込まれていった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-11-15 18:00:00
119597文字
会話率:45%
中学三年生の私、人を好きになる理由を探していた。なぜなら、私はアイツのどこが好きなのかわからなかったから…。人を好きになるというのは、こういうことなのかな?この年頃は、みんながそれぞれの甘酸っぱい思い出をもっている。
最終更新:2011-11-05 10:10:54
2642文字
会話率:14%