僕の住んでいる小さな町では、前々からこんな噂が流れていた。『空き地のポストに手紙を投函すると、マエジマ郵便局が死んだ人に届けてくれる』。その噂は本当だ。なにしろ、僕がその郵便局の郵便配達員だから。
仕事はとても面白いのだが、なんせ届けて
いるのは人の『想い』。手紙にぶつけられる素直な感情は、たまに切なかったり、嬉しかったり、苦しいときもあるのです。
……マエジマ郵便局にて、あなたの想い、届けてみませんか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-01-17 21:11:24
63566文字
会話率:22%
商店街を疾走する自転車。
誰かが、「そいつは犯罪者だっ。捕まえてくれ!」
と叫ぶ。
そこへ通りかかった郵便配達員がバイクで彼を追う。
なぜか、わたしを後部シートに乗せて。
最終更新:2014-04-29 06:12:15
1242文字
会話率:25%
郵便配達員の井浦は毎週ある女性元へと手紙を届けていた。決して交わることのない彼女との人生だと思われたが…。
最終更新:2014-04-19 01:52:34
6052文字
会話率:56%
馬は良い。実に良い。それがサラブレットだったりすると、もっと興奮する。そんな馬フェチである私、尾野二十九日(おのひづめ)の前に現れた、半人半獣の郵便配達員、田中東馬(たなかとうま)。田舎ではまたまだ珍しい、このケンタウロス族のオスに、私は今
日も振り回されるのだった。「ていうか、お前如きが馬を名乗るのすらおこがましいんだよ!」「僕の存在全否定!?」 ●下品な表現が入ります ●Pixivに投稿済折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-24 22:28:47
134627文字
会話率:38%
水の都・ベネディーレ。小舟を車代わりに人々は明るく陽気に暮らしている。そんな街を気に入り、一人越してきた売れない絵描きと、陽気な街とは反対に無口で無愛想な郵便配達員との交流の物語。
現代の架空の街を舞台に、ゆっくりゆっくり互いを知っていく男
女の物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-12-10 00:44:32
31710文字
会話率:44%
大気汚染や水質汚濁の影響で住める土地が狭くなり、人々は空中に家を建てるようになった。そういった家々に手紙を届ける郵便配達員は、ホウキで空を飛ぶ魔女の仕事となっていた。
風間夢愛(かざまゆまい)はそんな郵便配達員に憧れる中学生の女の子。
女
子魔道部に所属する夢愛と友人の時蒔(ときまき)ほゆるは、配達員のスカウト実習に参加することになった――。
ファンタジー系魔女配達員見習いの成長記。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-29 00:46:00
81766文字
会話率:24%