小泉八雲の「衝立の女」を聞きかじって自分なりに思いついた作品です。
最終更新:2015-08-15 16:00:00
3632文字
会話率:36%
床の間の掛け軸の向こう側は異世界と繋がっている。
不定期にやってくる訪問者=店子。
それを受け入れる大家は現役女子高生のサチ。
現在の店子は
1号室の自称王様ルイ。
3号室の魔法使いのおっさん。
5号室の駆け落ちカップル。
半年の期間限
定でのみ滞在を許されたシェアハウス。
期限が切れた時、店子たちはこの世界に残るか。
それとも異世界に帰るのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-05-18 13:47:43
35851文字
会話率:35%
掛け軸のお願いから、あやかし商店街へ二度目の訪問をする真司。二度目の訪問では、初めて妖と接触したり、菖蒲の店に住むお雪に質問攻めされたり・・・。
これは、妖が見える真司と骨董屋を営む菖蒲のほっこりとした不思議なお話。※本作『掛け軸のお願い』
その後の話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-13 02:18:37
6622文字
会話率:51%
※改稿版は集録の方にあります。
大阪府堺市に存在する1つの渡り橋――あかしや橋。その橋は、学生の間である噂が流れていた。
『子の正刻に橋を渡ると、橋の文字は"あやかし橋"に変わり、その先は、妖怪の町へと続く』
その噂を聞いた宮前真司
は、家で起こった困り事・願い事を叶えてもらうために橋を渡ることを決意し、菖蒲という謎の着物美人と出会う。(※第一幕あらすじ)
そして、そこから真司の縁は様々な異界の者達と繋がり始めるのだった。
人ではないモノが見える少年と付喪神の骨董屋を営む着物美人との妖怪が絡んだ日常ドラマ。
古今東西様々な妖怪が登場し、笑いあり・涙あり・思わずクスッと笑ってしまうようなほのぼの妖怪綺譚です。
【登場人物】
■菖蒲――あやかし商店街で付喪神が憑いている骨董屋を営む女主人。その正体は謎。
■宮前真司――妖怪が見える目を持つ男子中学生。
菖蒲に出会う前までは、自分の目と人間以外のあちらのモノが嫌いで前髪で目を隠していた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-12-07 20:55:13
11066文字
会話率:53%
・京都にある架空のお寺にまつわるハートフル?ミステリー。殺人はありません(室町時代の伝説は別にして)。妖(あやかし)もどきが出てきますが、ファンタジーではありません。2時間ドラマの舞台になる京都の観光案内的要素が満載。メインの舞台になるお寺
は架空ですが(北白川~修学院にあるいくつかのお寺をモデルにしています)、登場人物たちが歩くいくつかの場面には実際のお寺などが出てきます。
・相川真(21)は保護者に断りなく大学を中退し、恋人とも別れて、成行きのまま以前からアルバイトをしていた調査事務所の社員になっていた。両親のいない真の保護者・大和竹流(30、和名であるが実は外国人)は、それが気に入らない。美術品の修復師である竹流は、京都のある寺から、幽霊が描かれた掛け軸の紙を剥がして寺のどこかに隠された不動明王を探してほしいという依頼を受けていた。寺では夜な夜な鈴が鳴って、小僧たちが怖がっているというのだが、その鈴は不動明王が持っていて、寺の危機の時には鳴るという伝説があった。真は竹流に無理やり京都に連れ出され、不動明王探しの手伝いをすることに。実は竹流にはもう1つ目的があった。寺の広間の天井には龍が描かれていて、早春の早朝にだけ消えることがあるというのだが、その謎を解きたいと思っていたのである。不動明王と龍の伝説に、室町時代の親子の悲しい物語が重なり、謎が解けた時、彼らの前に姿を現したのは……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-02-10 00:55:01
177760文字
会話率:37%
古道具屋で見つけた掛け軸には、シーラカンスの水墨画が描かれていた。主人公はそれを手がかりに新種のシーラカンス発見の旅に出る。
最終更新:2012-08-02 01:29:52
8040文字
会話率:0%
彼女とやってきた旅館は、いかにも「出そう」な雰囲気だった。
最終更新:2011-07-01 17:45:22
200文字
会話率:38%