この物語はフィクションですが、一部現存する学校が登場しております。
新潟県立松浜高等学校(現存しません)野球部の物語です。
物語の主人公コンドウケイタ(捕手、主将)は、親友のホシノトウマ(投手、副主将)と共に荒廃した松高(松浜高校)野
球部の再建をはかる事になる。
まずは2年と3年の先輩達との関係を良好なモノにする為、部室を勝手に片付けるケイタ達。下山監督という少し頼りないリーダーの元でまたも独断専行で、新入生のセレクションも行った。3年の先輩が起こした暴力事件で、2年間公式戦出場停止の厳しい処分を受けた元甲子園の常連校。割りを食った2年生は荒れに荒れた。だが、ケイタ達の提案で、甲子園には出られないが1年生は、夏の甲子園に一回だけ出るチャンスがある。
ケイタ達はそこにかけた。出られない先輩達のためにも。毎日朝練を6時からやり、放課後から夜遅く12:00まで正に野球漬けの日々を送っていた。
対外試合も、練習試合に限り解禁され、強豪私立に負けない練習試合の数をこなしていく。名将山田玄助の元、新潟県に初の深紅の大優勝旗を持ち帰る事15回。春夏通算30回出場の甲子園常連校であった。
その後山田玄助は77歳で一線を退くと、そこから松高の地獄の日々が始まる事になる。松高からプロ野球NPBで上位指命された偉大な先輩も数知れず、何とか松高野球部の再建を立て直しにかかるが、ここ10年で最好成績は2回戦という体たらくだった。
OB会としても、リトルリーグや強豪軟式野球部を要する中学校への積極的な松高への特別推薦枠を設けるなど、力を入れてきた。その成果が現れたのが今の2年生の代からだった。
右の本格派で、不動のエースだったシンカイ主将(キャプテン)を始め強力なクリーンナップで、秋の県大会で有名私立を圧倒し久しぶりに優勝して、北信越大会に出場した。エースシンカイの完璧なピッチングと、強力な打線に火が付き、石川県の星稜高校や、福井県の敦賀気比高校など、甲子園常連校に競り勝ち、秋の明治神宮大会に出場した。残念なから2回戦で、大阪府代表の履正社高校に延長タイブレークの末敗れたが、暴力事件なんかなければ、充分甲子園は手中にあった。暴力以外にも飲酒、喫煙者も現れ春の選抜大会には出場出来なかった。
それを知った松浜中学校のコンドウケイタとホシノトウマは松高への進学を決断した。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-05-07 10:39:17
184539文字
会話率:80%
高校野球への女子選手の参加が認められた世界。
春の選抜甲子園出場まであと一歩というところで惜しくも切符を逃した琴似潤一は、夏の甲子園予選に向け厳しい練習に励んでいた。
ある日、潤一は同じマンションに住む孤独な女子高生、白石夢実とともに
、交通事故に巻き込まれてしまう。とっさに彼女を守ろうとして怪我を負った潤一が病院で目覚めた時、彼は自分の身体に起きた異変に気づいた。自分の身体が夢実と入れ替わっていたのだ。
小さくて、細くて、華奢な夢実の身体にとまどいながらも、それでも野球をあきらめられない潤一は、秘密特訓を重ねピッチャーとして再起を図る。小さくても繊細な身体を活かした魔球をひっさげ、ふたたびおとずれた甲子園出場のチャンス。しかし予選決勝戦で彼女の目の前に立ちはだかったのは……。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-24 22:11:32
226267文字
会話率:37%
甲子園。それは全野球少女の憧れであり、夢だった。テレビの前の少女、中学3年生の藁谷(わらや)真由美(まゆみ)もその1人だ。そのテレビでは、今年の夏の甲子園大会の決勝戦が映し出されている。全国4670校の頂点を決める試合で、昨年度に春夏連覇を
果たした大阪桐正と、今年の春の選抜甲子園に優勝し、初の春夏連覇がかかる湘東学園の試合だ。その決勝戦、2-3で迎えた最終回の7回表。5回からマウンドに立つ少女がこの回も抑え、湘東学園が史上6校目の春夏連覇を果たす。
そして月日は流れ、藁谷は高校に進学する。進学先は、湘東学園だった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-19 18:00:00
20868文字
会話率:41%
日本一の高校生投手として全国に名を轟かせていた二三(いちなし)桜樹(おうき)は高校二年生の夏の甲子園を目前として怪我によって選手生命を絶たれた。
人生を賭けていた野球を失い、ぽっかりと空いた虚無感にやる気の起きない日々。
そんな時、か
つてのチームメイトから甲子園優勝の報告メッセージに紛れて一年以上連絡を取っていなかった妹の桜華(おうか)から久しくメッセージが入る。
『さく兄、ゲームしよ!(^o^)/』
ゲームを始めれば野球を忘れられるかもしれない。そんな気持ちから桜華に勧められるまま、数ヶ月前にリリースしたばかりのVRMMOSーRPG《 Infinity Pioneer Online 》を始めた桜樹。
そこで待っていたのはキャラの濃ゆい仲間達と、刺激的な日々、ネットの沼、萌えとアニメの巣窟だった。
つまりこの物語は元超一流野球青年がオタク化してネットに染まる話である。
ーーーーー
※ゲーム名はInfinity(インフィニティ)Pioneer(パイオニア)Online(オンライン)です。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-12 23:24:32
291699文字
会話率:50%
但馬悠と斎藤一希は小・中学性の時にバッテリーを組んでいた。その時に全国大会に出場したメンバーと地元の仁野方高校に進学した但馬と県内屈指の野球名門校・王陵高校に進んだ斎藤。彼は高校3年生の最後の夏の甲子園予選の決勝で相見えることとなる。試合が
進む中で次第に明らかになっていく二人が中学3年生の時に起こした事件。因縁の二人が最後に見る景色は一体なんなのか。高校野球をモチーフにした青春群像劇ここに開幕。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-25 22:18:57
2140文字
会話率:30%
春の選抜、総体の中止に引き続いて夏の甲子園開催も絶望的なようで。
更に受験や就職にも大きな影響が出そうです。
最終更新:2020-05-16 10:53:45
332文字
会話率:0%
花岡北高校に通う三年の浅石佑次、箱石ひらり、西窪なずなは、それぞれ応援団長と、生徒会長、吹奏楽部部長を務めている。北高の一番の特徴は、伝統として野球応援は声と太鼓だけという〝バンカラ応援〟を継承していることで、その歴史は七十年にも渡ってい
る。
そんな折、生徒総会の間際、応援団長の佑次から『夏の甲子園県大会の際にバンカラ応援に吹奏楽を取り入れたい』という要望書が出された。ひらりたち生徒会や、なずなたち吹奏楽部は佑次に大いに振り回されて――。
七月の野球グラウンドに吹奏楽の音は響くのか?
悩み、もがき、葛藤しながら一つの目標に向かう等身大青春群像劇。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-01-13 21:00:00
124659文字
会話率:40%
甲子園という夏の一大イベントをなろうでも活用したい、という誇大妄想エッセイ。
最終更新:2019-05-24 14:54:38
515文字
会話率:0%
私の頭の上で大きなくす玉が割れて、紙吹雪と風船が飛び出してきた。
「卒業おめでとう」という文字が目に入る。
わああ、という声が上がってみんなは制服のブレザーを思いっきり放り投げた。
卒業生全員分のブレザーが宙に舞う。圧巻と言えば圧
巻な光景。
ゴメン。全員分ってのは間違い。私はそういう恒例行事みたいなのは参加してない。
気が乗らないのだ。
今日は中学校の卒業式。そして私、片倉メイコの試合が終わる日。終わるはずだった日。
でも、試合終了にはならなかったみたい。
私はまだ、――生きている。
「中学校は卒業できるか分からない」と医者に言われて生きてきた。覚悟もちゃんとしていた。
だから、これから先は、ロスタイム。
この気まぐれな時間を喜んでいいんのかなは、微妙なところ。
だって、残された時間がどれくらいあるのかは分からない。試合終了の笛はきっと気まぐれ。
これからの私の人生をサッカーで解説すれば、5対0で始まるロスタイム。
もちろん、負けチーム。
これからどんなに頑張っても逆転はない。後は最後の笛が吹かれるのを待つだけ。
当然、最後の一秒まで足掻いたりなんか私は絶対にしない。
だってみっともないじゃない? 黙って静かに終わりを待つんだ。
夏の甲子園で、誰が見ても絶対にアウトなのに一塁ベースまで必死に走りこんでいく坊主頭たちは、美しいものなの?
最後まであきらめないで、みんな良く頑張ったなんて褒めるけど、私はそんなのは嫌だ。
だから、誰も私に頑張れなんて言わないでよね。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-26 10:18:29
16745文字
会話率:44%
2026年、夏の全国高校野球。
福島県の新設私立高校、新設野球部が、甲子園の頂点を目指す!
優勝旗は、「白河の関」を越えるのか!?
青春ファンタジー開幕!
最終更新:2019-04-08 11:00:00
5973文字
会話率:14%
夏の甲子園に出場していた、松井恭伸は登板していたが、倒れてしまう…そして、そのまま異世界で転生してしまい…。
作者が夏風邪気味で書店を歩いていたところ、思いついてしまった為、できてしまった作品。
文字数バラバラなので、かなり力を抜いてお読
みください。
おすすめ、読み方は貯め読です。
8月20日から、毎日22時に更新されます!
(全14話予約済み!)
今年の夏は、8月33日まで!
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-09-02 22:00:00
6967文字
会話率:63%
真奈美と颯太は、高校時代からのカップルで、今年から二人で上京して、同じ東京の大学に進学している。颯太は、昨年の夏の甲子園に出場した高校球児だった。
今年も母校の高校が甲子園に出場し、東京の颯太のアパートで、真奈美と母校の試合を見ることになっ
たのだが……。
一話完結型の短編小説です。
(なななん様主催の「夏の涼」企画 参加作品です)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-08-14 06:49:58
3384文字
会話率:25%
開会式を見ていたら、どうしても書きたくなった一編、
夏の甲子園、たった一人で優勝旗を返しに行くキャプテンのお話です。
実際の人物、団体とはぜったい、まったく、本当に無関係で、
ちょっと見たことのある構成とか戦歴のチームがあるかもしれませんが
、もちろん気のせいです!!
自サイト(http://heimao-baimao.fool.jp)と支部(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=8604326)にもシリーズの一編として掲載していますが、一部設定を変更しております。
もともとオリジナルがホームではありますが、しばらーく二次創作での活動が主だったので、
拙作を知らない方が読んでも大丈夫なものかと思い、なろうにお邪魔しています。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-27 22:24:15
8484文字
会話率:35%
この物語は同作者の初投稿作品『リアルと妄想』の中に出てくるお話ですが、『リアルと妄想』には出てこなかった続きも書いていきますので何卒よろしくお願い申し上げます。
ごくごく普通の中学生で野球少年の杉並太陽(すぎなみたいよう)は夏の甲子園の選
抜メンバーに選ばれるため毎日野球づけの日々を送っていた。
しかし、その努力は報われることなく選抜メンバーには選ばれなかった。
何をやるにもる気が起きなくなってしまった太陽のところに幼馴染みである吉川夏美(きっかわなつみ)がプレゼントを持ってやってきた。
その中には緑色の石のペンダントと太陽と同じ野球部のマネージャーの大宮桜(おおみやさくら)からの手紙が入っていた。
桜からの手紙には《家 トイレ 地下 宮殿 宝 》とかいてあり太陽は家のトイレに地下へ行く道があってそこに入ると宮殿であると解読し家のトイレ用マットをめくると階段があった。
その階段を下りると宮殿があり、そこには桜の姿もあった。
そこでミイラが入っていそうな大きな箱を開けてしまう。
何も起こらずこの宮殿を『放課後の宮殿』と名付け帰ることにした。
その日の夢で太陽は剣士、桜は魔法使いとなり、タクティスと呼ばれるモンスターを倒す夢を見た。
朝起きると太陽は辞書くらいの大きさの聖剣の本、桜は魔導書を持っていた。
しかも地上ではタクティスが街で暴れていた。
倒しに行こうと思うと空からモコと言う女の子が空から降ってきた。
モコは二人のサポートをしてくれるらしい。
二人は戦士となりモコからもらった赤い石を使いタクティスを倒していく。
モコから聞く話によるとリザードマンのような姿のドラグレスと言うタクティスを倒して封印していく。
ドラグレスは火・風・水・光・土の五つのタイプがいるらしくそいつらすべてを封印していく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-11-24 13:18:03
81072文字
会話率:32%
神谷結衣は高校一年生。写真部に所属し、カメラをこよなく愛する「写ガール」。カメラが趣味の父親に影響され、小さい頃からカメラを手にしていた結衣は、中学生の時全国フォトコンテストで最優秀賞を受賞するなど非凡な才能を発揮。写真部でも1年生ながら一
目置かれる存在だった。そんな結衣を好きになったクラスメートの内村昇平も、1年生ながら野球部のエースとして活躍する逸材だった。恋に奥手の結衣も次第に昇平に惹かれ、つき合うようになったふたり。昇平は、結衣を甲子園に連れて行くと誓い、結衣も甲子園で活躍する昇平をカメラに収めることを夢見た。ふたりの「タッチごっこ」が始まった。
夏の甲子園県予選。結衣の応援もあって昇平はエースとして活躍。だが、甲子園まであと一歩というところで予期せぬ事故が昇平を襲う…。
ふたりは夢を実現できるのだろうか。そして愛の行方は?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-09 21:00:00
119639文字
会話率:49%
2015年。
全国高等学校野球選手権大会、通称:夏の甲子園は第100回大会が行われた。
それを記念して、閉会式でとある重大発表がなされた。
「第101回大会から『女子チーム枠』を新設し、1チームを追加した50チームでトーナメントを行うことが
高野連で決定した」
初投稿です。暇なときに続き書きます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-07-08 19:46:48
1049文字
会話率:66%
遂に大夢は3年生、最後の年。夏の甲子園に全身全霊をかけて挑む。
キーワード:
最終更新:2016-10-22 09:19:37
553文字
会話率:4%
夏の甲子園を前に代表校が突如出場辞退。
降って沸いた補欠合格に喜ぶ学校の中で
独り浮かぬ表情を浮かべるのが監督の松方。
何故か?
主力となるべき3年生部員は既に引退し、
今は夏休みのため何処で何をしているのかを把握することが出来ていない。
どうする松方?
開幕まであと2日。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-03 07:44:55
3246文字
会話率:37%
夏の甲子園となりますと
この曲
と言うモノがございます。
そのかたは
この曲以外にも
様々な野球にまつわる曲を手掛けられておりまして…
最終更新:2015-08-10 04:00:00
904文字
会話率:4%
いよいよ高校野球最後の集大成、夏の甲子園予選が迫る。
しかし、主人公、高島桐日は部内でいじめを受けていた。
自身の高校野球を、悲しい思い出から楽しい思い出にすべく桐日はいじめに対し、復讐を決意した。
そんな中、同じ野球部のマネージャー、榎本
月奈の悲しい秘密を知ってしまい―。
始まる、二人の悲しい復讐劇。
最後にグラウンドに立っているのは誰だ?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-13 20:57:07
11128文字
会話率:26%
甲子園優勝を目指し名門高校野球部で朝から晩まで練習漬けの日々を送る新井金太郎。夏の甲子園出場をかけた県大会、遂に決勝戦を明日に控えた夜、グローブを磨いていた彼を光が包んだ。目を開けるととそこは見知らぬ草野球場。暖かな陽だまりの中野球に興じる
プレイヤーはゴブリン、オーク、スライムまで!?困惑する新井の前に1人の少女が立つ。「召喚に応じよく来てくれたな、コーコーキュージ。お前には助っ人異世界人としてこのチームを優勝まで導いてもらう!」
魔王が討伐された異世界に少年が呼ばれた理由は、大流行の野球でチームの危機を救うため!
異世界×美少女×野球で織り成すファンタジー。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-05-12 01:36:15
1042文字
会話率:48%