魂は、やがて『消える』。
言い方をよくするならば、『成仏』であろうか。
神も死神もいる世界。
神と死神は、少年Aを見つけた。
主人公となる、水月 奏(ミヅキ カナデ)も見つけた。
命の連鎖。
命はめぐりめぐって神のもとへ行き、天秤にか
けられる。
ならばあなたは。
ならば僕は。
どんな人生の地図を描いてきたのだろう。
きっと、少年たちは。
命の重みを、まだ知らない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-08-08 12:22:40
2641文字
会話率:25%
…オケアノス
この世界の名前であり、誰もが生まれた時から知る
最初の言葉
声に出さずとも知る、大地の名
悪戯な雲が、青空を邪魔したり
飛び交う鳥達が、謳歌を唄い舞う
安らぎの緑が絶え間なく続き、それぞれの大陸には各々の個性を生かし
た文化が根付く
しかし、かつてこの世界は 【躊躇った】
何を躊躇ったのかは分からない、しかし
そのせいで、この世界は灰色の死に包まれるはずだった…
そう、今この安寧があるのは、一人の勇気が小さな命達への愛を貫いたからだ
それを知る者は、ほとんどいない
歴史は風化し、長き時を経て今があるのだから
それを罪と憎む者、それでも安寧に埋もれる事を許す者、互いの最たるがこの世界の柱となっている事すら誰も知らない…
誰も、いや、知らないのは
ニンゲン、だけだ
知る事は、必然ではない
だが、知らない事は、とても悲しい
知る事で悲しい事が起こるかもしれないけど
その必然が、徐々に訪れようとしている
かつて理由などないが、それでも人を愛した
たった一人の尊い犠牲が残した
今という歴史が 少しずつ、少しずつ定められた運命に導かれる
―彼は言った、消える命を悟りながら
未来に、届かぬ想いだと分かっていても託した言葉
それは、きっと世界だけが聞いていたのかもしれない
「…生きてるから、躊躇う事はある。だけど、その先に…その命の重みを知る
決して、その命を絶やしてはならない。そんな僕の覚悟に…悔いはないんだよ」
その言葉を、忘れられた歴史を、悲しみを乗り越えた…今の尊さを人間が知る時は、やがて来る
そう、運命が記したのだから
しかしその先、結末までは
まだ朧げで
それも全てを知る人間達次第だと
世界は知ってほしいのかもしれない
―Ragnarok Saga折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-10-31 04:39:14
211797文字
会話率:38%
命の重み。
そして、命の大切さ。
人生、生き方。
人は、何時かは死ぬ。
だから、後悔しないように生きなければならない。
最終更新:2014-06-23 18:50:22
691文字
会話率:0%
ヒーローと悪人。
命の重みと命の軽さ。
世界はどうしようもないほどに傾いている。
最終更新:2014-02-28 17:14:06
2029文字
会話率:0%
“僕"は自分の職業を、単純に犯罪を収める、ただそれだけのカテゴリの中で済ませていた。
所属部所上、大抵は事案発生から捜査そして容疑者または犯罪者検挙で終焉だった日常は『ある日のある出来事』から、すっかり変化した。
『それ』は僕
が知るだいぶ前から始まっていた出来事で、単純ながら複雑であり、感慨深くも切ないものだった。
僕は『それ』を知ってゆくにつれ、犯罪に留まらず人間模様さらには、自身の在り方や生き方までも自然と変わっていった。
関わる全ての者や物が何一つ欠けては成り立たない出来事。確かに犯罪ではあるけれど、必ずしも一般的に罪とされるものが、そうである訳ではないと知った。
あの日、僕の中でやっと始まった、実はとっくに始まっていた出来事は“命の重み"だったり“思想"だったりすら惑わせ、その“本当の意味"を教えてくれた気がする。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-10 03:15:35
6474文字
会話率:42%
その少年の死は、多くの可能性を消すものだった………。
世界に絶望した少年は、自らその命を断つ。しかしそのせいで多くの可能性が失われ、少年はその責任をとるために異世界にとばされる。
自らが消した可能性という名の命の重みを背負って………。
時間がないのに、無性に書きたくなって投稿。
投稿という意味では、処女作です。
どうぞよろしくお願いします。
一話一話が短いので、気軽に読んで頂けるとうれしいです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-24 07:00:00
77596文字
会話率:71%
現代社会で、命の重みを、死刑制度を通して、
死刑が正しいのか、間違っているのか、死刑制度廃止を訴える人達が、自分の事となるとどう考えるのか?
死刑自体も人を殺しているのではないか?
遺族はどう考えるのか?
最終更新:2011-12-18 22:24:20
783文字
会話率:3%