純真無垢な思いをまっすぐぶつける王子様と、それを右から左に聞き流す侍女のお話。糖分高めの王道ストーリーです。
最終更新:2016-12-06 22:48:02
6862文字
会話率:54%
進藤幸人は勇者になった。
勇者になったのだが、その世界は幸人が思い描いていた憧れの異世界とは、少し、いや全然違うものだった。
最終更新:2016-03-21 21:23:30
8375文字
会話率:27%
「などほるな」
「さのいいばれすうよりをれそ」
「ねくわこてっぷーるんげむ」
物語など関係無い。
目指すのは永遠の終わりだけだ。
そんな選ばれし者達の終わりなき戦いの物語。
最終更新:2016-01-30 13:37:07
1373文字
会話率:42%
生徒総会ってなんでか眠くなる。フィールドに詰められたブロックのように、俺たち生徒は体育館に規則正しく並び、眠たくなりそうな委員会の発表を右から左へと聞き流すのである――――。
ほぼノンフィクション。
最終更新:2015-10-16 11:24:28
2591文字
会話率:4%
中東各地で続発する反政府運動、欧州各国に拡散する金融不安、政府から小出しに出てくる福島原発事故情報・・・。私たちの日常は、新聞、テレビにインターネットなどさまざまな媒体から溢れ出す情報に囲まれている。しかし、関心を持たなければ、そのほとん
どが右から左へと通り過ぎていくだけだ。
そんな一見つまらなく思える情報でも、別の情報をうまく繋ぎ合わせたり、切り離したり、横から覗いたり、斜めから眺めたり・・・。すると、今まで退屈としか感じなかった情報たちが次々と予期もしなかったような美しい花を咲かせていく。それはまるで万華鏡のように・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-01-03 10:25:38
28619文字
会話率:18%
「私たちが普段認識している世界を、テレビの1chとしよう。ではその“普段認識している世界”が“1ch”だと定義してくれるのは誰なんだろうね?」猟奇殺人事件に巻き込まれた親友の死を追った先に、遺された彼が何を見て、何を観たのか。 chはそのま
ま。三流ドラマの開幕です。どうぞ右から左へ、上から下へ御視聴ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-02 12:40:18
7182文字
会話率:40%
俺こと加藤優希の日常の話だ。
特に面白くないので右から左ゑ流しても結構だ!
最終更新:2012-08-11 14:24:12
204文字
会話率:0%
初めまして、俺の名前は紅(こう)赤(せき) 灯(ひ)焔(えん)。はっきり言って、この名前よりも『地獄(じごく)の業(ごう)焔(えん)』という二つ名の方が有名だ。
そんな俺は金属アレルギーで常に手袋をしている。喧嘩をするときは別だけど……。
好きな事は家事と星を見ること。逆に、嫌いな事はピーマンを食べる事、ゲームをやる事、数学の勉強をする事に自分勝手なやつを見る事の四つ。
こんな自己紹介で悪いんだけど、俺は今体育館の中にいる。その理由は――
入学式
それが行われるのは桜と梅が咲き、新しい出会いを予感させる季節――春という季節がやってきた事を意味していると思う。
初々しい制服なんて自分で言うものではないけれど、初めて着る制服――ワイシャツに、黒ズボン、紺色のカーディガンと水色に黄色の校章があるネクタイ――に身を包んでいる俺は校長の挨拶を右から左へと聞き流す。
朝とも昼ともいえない微妙な時間帯に、暖かな陽射しが窓から差し込む体育館は俺ら新入生を祝福するというより眠気を誘っている。
「ふ、ふぁ~~」
欠伸をしながら壇上を見上げると校長の話はもうすぐ終わりそうで、
「最後になりましたが保護者の皆様……」
とお決まりのセリフを言っている。
早く終われ!
そう心で呟きながら来賓が壇上に上がるのを見ている事しか出来ない俺は、
「すいません。気持ち悪いので保健室に行ってもいいですか?」
近くにいた先生に声をかけて許可を貰い体育館を後にした。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-24 15:00:21
66823文字
会話率:34%