霧雨の降る夜の街。
街灯の消えかけた橋の上で出逢った二人。
雨に包まれる少年を、少女は自分の家に連れていく。
名乗らない少年に少女が付けた名前は……
最終更新:2017-03-22 21:00:00
59954文字
会話率:56%
月から飛来してきたと言い張る幼女ヨミに与えられた【覗き鏡】の能力で、「僕」こと千秋芳春は他人の心を盗み見て日々遊んでいた。だけどそうしているうちに、クラスで明るく振る舞う彼や彼女の秘密を、知るべきではない部分まで知ってしまいーーーー。これは
僕の、自虐と利己に満ちたお一人様暴走物語である。(※あらすじと本文の内容にズレが生じる場合がございます。用法用量をよく守ってお読みください。)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-27 00:49:27
878文字
会話率:22%
探偵とは、茶番である。
最終更新:2016-11-29 13:36:15
2906文字
会話率:94%
普通の学校に通っている(はずの)幹 時雨は、周りから”雨男”と呼ばれていた。
幼馴染の”晴女”こと佐久 晴花とは、なぜか成り行きで恋人に……!?
人を投げ飛ばす切れ者もいれば、超売れっ子の有名人、はたまたなりふり構わず暴れまわる恐ろしい先輩
……。 ”晴”どころか、落ち着ける場所すらも、”雨男”には与えられないのだった。 流されるがままの主人公を、温かく見守ってやってください。 第一編「四月のこと~六月(上旬)のこと」完結。六月(下旬)のことから、第二編スタートです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-21 20:37:50
58673文字
会話率:45%
32歳になる主人公、一宮孝(いちみやこう)が10年前の恋愛を思い出し懐かしむ。
10代の頃から大切にしていた彼女、太田夢(おおたゆめ)との別れと再会。
軽い気持ちで出会った5歳年上の榎本茉莉奈(えのもとまりな)に惹かれていく孝。
そこには葛
藤や苦難があり、心の病気になるが...
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-08 23:11:41
4193文字
会話率:5%
主人公は干支になれなかった猫の末裔の少年。
彼には気になる少女がいる。香りに惹かれて恋を自覚したけれど、彼女は敵と教えられていた干支のねずみの末裔で……
これは恋なのか、食欲なのか?
猫とねずみの恋はハッピーエンドに辿りつくことが出
来るのか?
彼らがそれぞれにハッピーエンドを作ろうとする、そんな恋の物語です。
以下、ネタばれ有りのあらすじです。
あらすじ
昔話の十二支の由来に、ねずみに騙されて干支になれなかった猫が出てくる。
宮尾《みやお》ケイはそんな干支はずれの猫の子孫だった。彼は前の席の無愛想な優等生の一宮《いちみや》すずみの「匂い」に惹かれていくうちに、彼女に恋をする。散々追いかけた末、屋上で昼休みを一緒に過ごすようになるが、そのうち彼女にいじめじみた嫌がらせが起きた。孤立していくすずみを一人にしたくないと思うケイだったが、彼女が干支ねずみの子孫であることを聞かされて、屋上に行くのをやめてしまう。
ケイはすずみへの思いが恋か食欲なのか、悩む。
嫌がらせが猫の仕業であることにも散々悩んだケイは、それでもすずみへの思いを貫く決意をする。しかしすずみと一緒にいたところを猫たちに責められてとっさに友達のふりだと言ってしまう。偶然それを聞いてしまったすずみは、裏切られたことに傷つき、これまで通り猫から身を隠すために転校しようとする。何も知らないケイが理由を問い詰め言い争ううちに、ケイは好きだと告げてしまう。
裏切りだと飛びかかってきた猫から、ケイはすずみを命懸けでかばう。
そこに、実は干支を集めた神さまの子孫として二人を見守ってきた担任教師の神宮《じんぐう》が現れ、本当の話を教えた。
ねずみは猫を騙しておらず、自分の代わりに猫を十二支にしてくれと神さまに頼んだが、神さまはそれには応えず、猫がねずみを恨まなかったら王様にしてやると条件を出したこと。ねずみの一族は先祖の願いを叶えようと、猫に追いかけられる度に土地も姿も変えてきた。
命懸けですずみをかばったケイに神宮は招き猫を取り出し、願いはもう叶っていたと打ち明ける。許し許されることがもしも叶うのなら見たいと神さまが願い、福を招く、猫だけの神さまとして招き猫を作っていたのだと明かす。
家も先祖も越えて、ケイとすずみは両思いになる。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-04 17:00:00
67530文字
会話率:50%
ナイフフェチの特殊な高校生、一宮 士人(いちみや しびと)は友人の主催するとあるゲームに参加するべく休みを利用して田舎の山に来ていた。だが、持ち前の迷子体質で遭難してしまうのだった。このままでは凍死しかねないので必死に一晩明かせるところ
を探していたところ、神社を発見。しかし、その神社は普通の神社ではなかった。巫女は吸血鬼、その上祀られているのはネトゲ好きの駄女神⁉︎ しかも巫女に侵入者と勘違いされて襲われてしまう。我流のナイフ戦闘術で戦う士人だったが、魔法と身体のスペック差そして地の利で敗北し、血を吸われてしまう。その後なんとか誤解は解けたものの血を吸われたことにより眷属となってしまった士人。人間として生きられなくなった士人は神様と巫女の勧めに従って神社の〝仕事〟を手伝いながら住み込みで働くことに。こうして三人(?)の奇妙な生活が始まったのだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-10-19 20:15:21
18051文字
会話率:55%
12年前に八丈島が壊滅して以来、カラミティと通称される気体が確認されるようになった。それに感染した人間以外の生物は凶暴化し、生物に襲いかかる。『Cクリーチャ―』へ進化した。
高校生|壱宮《いちみや》|紅樹《こうき》は、変な男|神庭《かん
ば》に拉致され、自衛隊Cクリーチャ―対策科の本部へと、連行される。
そこで告げられる。放射能を唯一の弱点と位置付けるカラミティ。自分は放射能に抗体を持つ人間。
放射能を原動力とする戦闘兵器『鎧』の適合者である事を……。
選ばれし戦士は、否応無しに闘いに巻き込まれていく……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-09-01 00:21:24
3567文字
会話率:28%
一美(いちみ)という女の子は、幼なじみである山田 当一(やまだ とういち)の家に寄った。
玄関のチャイムを鳴らすと、出てきたのは、見知らぬ女の子だった。
シェール・グスタークと名乗るその女の子は、一美にとっては一度会っており浅からぬ因
縁のある相手であった。
シェールの後に、当一が出てきた。
シェールと一美は、当一の事を両側から引っ張り合った。
まるで、大岡の裁きの話のように、手を掴まれて両側に引っ張られる当一を見て、またも当一の家の中から出てきた、リーシアという女の子は呆れたような顔をして言う。
「当一……どっちかを選ばないと、あなたは真っ二つに千切れるわよ……」
リーシアがそう言と、当一は、まったく分かっていないようにして答える。
「選ぶってなんだよ! 何を基準にして選べと言って……」
そこまで言うと、一美の方から、当一の手を離す。そして、通学路に戻っていった。
それを見て、シェールも手を離す。
この状況を、まったく理解をしていない当一は、地面に放り出された。
家に、女の子が住んでいる理由。それは異世界の戦いに、巻き込まれたからだ。
全ての発端は、その日から一週間前の話になる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-07-09 20:24:09
178102文字
会話率:41%
母が家政婦をする一宮(いちみや)家に坂井千花(さかい・ちか)は母と一緒に住み込んでいる。一宮家の一人息子でクラスメイトの和成(かずなり)を起こすのが千花の日課だ。だが、千花は一宮家に雇われている訳ではない。なのに周りの女子達は五月蝿くて。
最終更新:2013-10-13 09:35:07
5964文字
会話率:50%
強盗に殺されるという残酷な最期で死んでしまった少年、一宮全(いちみや ぜん)。
自分の運命に納得がいかず、もう1度生きたいと強く願うと、「神様」だと自称する青年が言った。
「なら、私が叶えてあげようじゃないか!」
期限は1週間。
し
かも1つ条件つきで。
全は納得できる最期を迎えられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-02-21 23:37:06
222文字
会話率:7%
いつも、『正反対』で見られていた一宮夏目(いちみやなつめ)と一宮真冬(いちみやまふゆ)。
親友の新見秋穂(にいみあきほ)と一緒にいつも仲良く過ごしていた。
ある日、夏目達の前に謎が多い転校生がやって来た。
名前は中城春季(なかしろはるき)
。
ついに、4人が出会ってしまった…―――
純情コメディーにお笑い、ときどきシリアスな季節ストーリー、今始まった!!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-01-22 21:29:59
1965文字
会話率:25%