短編集シリーズ 黒の三連星 第二弾。
高校一年生の僕が部活の夏の合宿であった心霊体験。
夕涼みをしている時に目の前を通り過ぎた幽霊と目が合ってしまった。
頭の中に響く声。――僕を呼ぶ声。
人の身勝手さにより、若くして非業の死を遂
げてしまった少女――お静。
僕は彼女に取り憑かれてしまったようだ。
夜の校舎で本来、交わることのない二人が織り成す物語。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-07 22:59:33
11278文字
会話率:23%
昔々、大金への野望の高い商人の娘に懸想をした一人の百姓がいた。やがて百姓は娘の野心のために利用され、非業の死を遂げる。だが、それでも娘を諦めきれない百姓は妖怪“追い掛け狸”となり、再び娘の前に姿を現すのだった。――そして、現代。とある街灯の
切れた路地の下、女子大生・真理江の前に現れたのは一匹の化け狸の姿だった。その狸の正体とは……?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-22 00:18:37
38803文字
会話率:38%
本能寺にて非業の死を遂げた織田信長亡き後、正室である濃姫がとった行動とは?
※自サイト『京都にての物語』からの転載となります。
最終更新:2013-02-19 22:46:13
1309文字
会話率:28%
戦争に巻き込まれ捕虜となった彼、その彼を監督する敵国の彼女。/スパイと決めつけ痛めつけられた彼に死刑宣告が下る。/残り72時間。彼の最期の思い出に求めたのは彼女だった。
最終更新:2009-03-31 23:00:55
4655文字
会話率:49%
中学生最後の夏休みを故郷の香川県で過ごしていた受験生、楠真琴は、祖母から香川に伝わる不思議な『言い伝え』の話を聞かされる。言い伝えはその昔、平家と源氏の争いの中で許されぬ恋に落ち、非業の死を遂げた平家の武官が年に一度、光の船に乗って恋人のも
とへ現れる……と言うもので、受験勉強の息抜きになれば……と、真琴は言い伝えを見に行く事に……
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-07-10 23:16:19
13480文字
会話率:37%
非業の死を遂げた家康の嫡男"信康"には隠された遺児がいた。その秘密を守るため信康の妻"五徳姫"は、その子を流れ者の山伏大天狗に託す。時は流れて戦国末期。関が原の合戦の数日後、育ての親である大天狗と小天
狗とともに鞍馬山で平和に暮らしていた竹残のもとに、商人が現れる。だが、商人とは偽りの姿であり、彼は服部半三配下の忍びだった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2005-12-28 00:22:37
15124文字
会話率:36%