――――全てがキミへと繋がるのなら、悪くはないよ。
心のどこかであいつとオレはいつまでも一緒なんだと思ってた。延々と同じレールを歩めるはずもないのに、運命なんて陳腐な物を信じてた。でも。
「彼と付き合うことになったんだぁ」
幼馴染
で片思いの相手でもある陽菜の口から出てきた言葉によって、オレ、翔唯の日常は崩れていく。これは記録だ。無邪気に笑いあえた子供時代から、すれ違いを重ねた社会人時代へと続く、恋の記録。そしてその間にした10の後悔が、キミへと繋がる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-07-29 20:28:54
38052文字
会話率:45%
ヒトはいつの世もいずれ訪れる未来に想いを馳せ、荒唐無稽に好き勝手語ってきた訳だがーーたまには未来が過去を振り返り、過ぎ去っていった「かつて」に想いを馳せるのも、まぁ悪くはないだろう。何せこの西暦2121年、22世紀真っ只中の大都心「TOKY
O CITY」に於ける流行(トレンド)が、この眠たくなるような郷愁の風潮なのだから。既に文化(カルチャー)は停滞し、1980年代のロック・ミュージックが流れる傍らで自家用車が空を舞い、ヒトを模したアンドロイドが我々に紛れて闊歩する、そんな歪な近未来の今日この頃。大いなる存在の手により、人類史の狭間に隠されし「死筋遺産(オーパーツ)」、それを狙い暗躍する「犯罪者(アウトロー)」、そんな不届きな彼らを根絶すべくして日々奮闘する「自警団(ブラザーフッド)」。薄皮の下で刃物が這っている限り、この街は痛みで眠らない。眠れない。
閉ざされた未来、そしてお情けの如く我々へと残された過去の遺産。この近未来に生き、戦う者達にとって、空想はおろか、果てには流行たる郷愁ですらが容易なものではない。真の「力」、その本分を求める限りーーその身に宿された超細胞による暴力(もんどう)は、明ける事なく延々と続く。TOKYO CITYで武器を取れ。閉ざされた未来を切り開くべく、過ぎ去りし過去を振り払うべく。そしてーー「ヒト」としての欲望を満たす為に。
※近未来の東京で、主に突発性超暴力主義女子高生(ウルトラバイオレンスガール)やアンドロイドの殺し屋、果てには冴えない中間管理職のリーマン、街に巣くう悪い犯罪組織等々が大暴れしまくる小説です。SF的要素はあまりないです。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-06-06 16:35:58
57853文字
会話率:60%
小説ではなく、詩です。
もう八年も前に書かれたものですが、悪くはないものだったので載せてみました。
最終更新:2015-02-07 00:00:35
380文字
会話率:0%
【※自作品の転載、重複投稿です】
特定の事物に対して、強い執着と所有したい意志をもつことを「所有欲」という。いままで、本や食べ物に対してそのような気持ちを抱いたことはあっても、人に対して抱いたことは皆無であった。
しかしながら今、それが起
きているということは、現在俺は「恋」というものを初めて体験しているということになる。存外悪くはないが、胸の奥が平素、落ち着かないというのは真に難儀なことだ。
長い生を経て、数多の女と体を交え、三人の女と所帯を持ったがこのような気持ちになったことは一度もなかった。ということは今までの俺は惚れられたことはあっても、惚れたことは一度もなかったらしい。女に対して失礼にもほどがあるが、今は目の前にいる女が幸せであれば他の女の気持ちなど、どうでも良い。
人に対して常に平等、公平であれと教えられてきたが、どうしようもなく一人の女を依怙贔屓したい、と思っている。
今は、女のすべてが愛おしい。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-11-09 14:21:01
1954文字
会話率:27%
主人公、上月慎太郎(かみづきしんたろう)は少し武術をしているだけの平凡な人間。基本穏やかに寝て過ごしたい彼だが悪友、水野透太(みずのとうた)に振り回される日々も悪くはないと思っていた。しかし、高校入学時とある少女との出会いを境に、彼は非日常
に吸い込まれて行く…折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-05-15 11:49:39
3672文字
会話率:59%
決して悪くはないけれどどこか居心地の悪いゼミ。そこに龍夜が来てから、尭生の生活が変わった。けれど現実はいいこと尽くしなんかではなく――。
最終更新:2013-02-11 18:02:53
12000文字
会話率:48%
現代日本人の機械島・済(きかいじま・わたる)のトリップ物語
魔王を倒す為に呼ばれた訳じゃない、実は超能力を持って居て『異世界ハーレム作ってやるぜ』なんて言う程頭も悪くはないが内政どうのと出来るほど頭が良い訳じゃない、勘違いが起こる程コミュ
力が無い訳じゃないし、召喚された訳でもない、喧嘩が強い訳じゃないし奇策が練れる程卓越してない
無い無いだらけで浮き草みたいに流される主人公の長い長い旅路の物語
※ハーレムだけどナデポニコポ搭載してません、過度の期待をしてはいけません、ぶっちゃけ作者の落書きに近いです折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-22 12:48:06
106103文字
会話率:47%
気がつくと僕は弟の黒と一緒に空にいた。
おかしいな。僕は中学校に通っている普通の中学生のはずで……
記憶が酷く曖昧だ。弟が一緒にいるし、空の生活は悪くはないんだけど、曖昧な記憶と言うのはなんだか気持ちが悪い。
空に来て十年目、ぼやけた記憶が
気になった僕は地上に降りてみることにした。
そこで、なくしていた記憶が次々と思い出されていく。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-03 22:00:00
1593文字
会話率:22%
私立風町学園高等部。
この学校には、最強の生徒会内組織がある。
この学校では成績優秀層と不良層が日夜闘争に明け暮れていた。この闘争に巻き込まれ一番の損害を負うのは成績は中間、素行もさして悪くはない中間層である。
この中間層の生徒を守るた
めに作られた生徒会内組織。その名は――
「風紀特別維持隊」
風紀特別維持隊のメンバーである、横澤流加は日々の闘争の阻止とその合間の穏やかな学園生活を送っていた。
しかし彼には大きな秘密があったのだ…
※基本的にside/Pに関しては残酷な描写を入れさせてもらっています。
ですので、基本的に駄目な方は、side/Aだけを読んでもらったら大丈夫だと思います。by天儀凌(神田 継一) side/P担当折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-10 18:55:46
4318文字
会話率:55%
運動神経は中くらい、テストの順位も中くらい、料理のうまさも中くらい・・・悪くはないのだが良くもない。そんな地味な学生、藤城 達也(ふじしろ たつや)が、幼馴染や同級生、姉妹たちとある田舎町、「湊町」(みなとちょう)で人生を送っていく。そんな
恋愛物語です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-16 13:25:55
30033文字
会話率:21%
このところさっぱりいいことがない。それでも時間だけは流れて行く…。
最終更新:2011-05-31 19:22:39
200文字
会話率:16%
ここに迷子とは珍しい。まあ、しばらくここにいるのも悪くはないだろう。退屈はしないはずだ。さて、どうやら交代のようだ。失礼する。どこに行くか? さあな。気になるならばついてくればいい。
簡単に説明だけしておくとしよう。この世界は君の世界とは
違い、「人間」が唯一の「人」ではない。人を殺すことで進化する「悪魔」。人間の進化した種族「ヴァンパイア」。個々の種族は少数で、それぞれ特異な性質を持っている「他種族」。「悪魔」と他の種族は対立し、日々戦いを繰り広げている。
なに? 私か? 強いて名乗るなら「記録者(レコーダー)」といったところか。だが、呼び名などどうでもいい。そんなものは所詮記号に過ぎない。これから記録することとなる彼らがいい例だろう。彼ら「影の一族」がな。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-04-25 18:22:01
113841文字
会話率:52%
勉強、スポーツ、ともに普通。
人気者でもないし、少し中二病だが、変人というわけでもない。
人に自慢できるところといえば、走るのが得意というぐらい。
変わっているところといえば、名前が|日月火水《たちもりひすい》という事だけだ。
僕はそんな普
通の高校2年生だ。
でも、この普通の世の中で普通じゃない人などいるのだろうか?
普通。決して悪くはない、でも、よくもない。
僕はそれが嫌いじゃない。むしろ好きだ。かわらない毎日。
学校へ行き、勉強して、友達としゃべって、部活して、くたくたになって家に帰り、寝る。
普通に恋して、将来を夢みて、希望を持つ。
それだけだ。それだけでも、楽しい。友達といると楽しいと思う。
みんなの笑顔を見るのが好きだ。笑わせるのが好きで、いつもバカなことばかりやっていた。
でも、魔法なんかが使えたら、なんて時々思ってしまう。
いつからだろう、そんなバカなことを思ってしまったのは。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-11-25 18:14:37
60104文字
会話率:41%
今まで好きになった女性たちは、皆素敵な人ばかりだった。だから、僕の“女運”は決して悪くはないはず。で、でも、今度ばかりは――無論、果てしなくフィクションです。※新IDに移行しました故、ここに再掲いたします。byイボヤギ
最終更新:2010-02-28 09:29:04
3569文字
会話率:9%
「コードネームは囚われの猫、みんなこのミッションを無事終わらせるのよ。わかったら返事。ミスしたやつは昼飯おごりだからね」いつものように俺たちはサクヤの仕切る『探偵部』で依頼が来るのを待ち続ける。猫探しや浮気調査、挙句の果てには強盗まで、くる
もの拒まずの依頼請負屋。エキセントリックな力を駆使し片っ端から依頼を片付ける超人群団。高校で出会っちまったやつらによって俺の生活は一転。サクヤを中心に俺たちが振り回される高校生活。それも悪くはないな。どんな悩みもすっきり解消。御代はきっちりいただきます。それが俺達『探偵部』だ。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2008-11-26 22:56:23
4538文字
会話率:29%
主人公が不思議な飲食店でアルバイトをする話しです。いろいろ起きて大変なときもあるけど、そんな生活も悪くはないかもな。
最終更新:2008-10-18 13:59:24
2406文字
会話率:43%
俺、朝霧郁斗(あさぎりいくと)は都立朝丘学院高等部の2年生。自分で言うのもあれだけど、容姿は結構いけてるし、頭だって悪くはない。けど、世の中にいい加減飽き飽きしてきた。その時、俺はあいつと出会ったんだ――――――――――
最終更新:2007-02-20 11:49:50
923文字
会話率:72%