様々な精神病理が存在する中、『AiP』という病理ほど恐ろしいものはないだろう。
彼らは日常に潜み、そして日常と非日常に適応する。
新手の適応障害と言ってしまえば話は早い。
しかし、その程度で収まるものなのだろうか。
この作品は、三人の、少年
と少女の物語である。
///この作品は、『暁~小説投稿サイト~』にも重複投稿しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-06-04 20:00:00
10991文字
会話率:50%
オルガスムスを誘起する脳内定着型法悦誘発装置「オルガスマトン」が開発された近未来。
その規制の是非をめぐり、文化娯楽省で開催された意見聴取会にて多角的な観点からその危険性が討議される。
報酬系を活性化させる娯楽であるドラッグ、タバコ、カ
フェイン、アルコール、甘味料、ゲーム、恋愛とともにオルガスムスの効用、芸術活動や創造性との関係性について社会学、幸福論、分泌学、脳科学からの検討がなされる。
究極の娯楽であるこのオルガスマトンは人類にとって有益なものなのか、あるいは規制すべきものなのか。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-03 00:09:19
38299文字
会話率:5%
性暴力を振るう父親から妹を守るため、少年は夏休み中に父親を事故と見せかけて、凍死させようとする。 欠けた氷像は二度と元の形に戻すことはできない。十七歳で完全犯罪達成を目指す、山岸透に訪れる最後の青春と夏祭りの思い出。『氷の欠片』で投稿できな
かった『8月11日』と加筆を行った終章前話を収録。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-09-07 20:40:24
9019文字
会話率:31%
下校途中、制服を着ているとサングラスを掛けた男につけ狙われる、高校二年生の松下穂花。
穂花は同学年の遠山千秋に相談し、サングラスの男を捕まえようとするのだが……。(誤字や一部文章を直した再投稿版)
最終更新:2013-03-12 16:38:07
33715文字
会話率:53%
少年は少女に苛立ちを覚えることで、少女は少年に好意を抱くことで、生きる力を得ていた……。
母親から性暴力を受けている面倒臭がり屋の少年と、父親から暴力を受けていても明るく振る舞う少女の物語。
最終更新:2012-11-05 00:00:00
4503文字
会話率:25%
少年は、見知らぬ場所で目が覚めた。巨大な、女性の石像がある部屋。辺りを見回し、自分の姿を確認し、それでも少年はここがどこなのか、そして――――自分が何者なのかを、思い出せなかった。
記憶喪失。少年は己の名前すらも思い出せない状況で、とり
あえず歩き出す。
そうして出会った人々は、法秩序が意味をなさない、醜く穢れた国の中で、“己”を貫き生きていた。自分を絶対の法とすることでしか、その世界では生きられなかった。
絶対の法、信ずるべき己を失った少年は、ロストという名を与えられ、流されながらも生きていく。奪い、与え、得て、失い、そうやって生きていく人々と共に――――。
ダークファンタジー(の予定)です。主人公最強もの(ただしよく死ぬ)。
更新ペースは不明。毎日更新かそれに近いペースを心がけます。
タグよりも細かく注意事項を書いておきますね。
この小説には以下の要素が含まれます。
※命が軽い(主に主人公の)・現実世界との価値観のズレ・性描写、またはそれを連想させる表現・性的倒錯・同性愛・割と生々しいグロ描写・神話に出てくる名称の使用※
以上の注意事項とタグを見て『あ、ダメだな』と思った方は閲覧しないことをおすすめします。
※6月28日、あらすじ改訂。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-07-03 19:00:33
19464文字
会話率:35%
狭い狭い、水槽のような世界で僕らは生きている。魚のように、ただぼんやりと。 僕と彼女は、ごく普通の高校二年生だ。周りには少し、変わってるとは言われるけど。これはそんな僕、『ミズクサ』と幼なじみの『キンギョ』の日常の話。
最終更新:2012-05-30 23:00:00
3418文字
会話率:35%
伊織という青年により、施設から引き取られた菖子の一生。一途という名の愛情の世界。そして、その表裏。――本文は、性的描写及び性的倒錯に関する内容を含んでおります。
最終更新:2009-09-25 09:56:43
15503文字
会話率:16%