ある日、お父様が死にそうな顔で言った。
「お前は後宮に上がることになった」と。
嫌です、なんて即答してみてもどうにもならない現状を嘆くしかない。
本当に嫌なんですよ。だってたった一人の皇帝の寵愛を得るために、数百の女性たちが権謀術数を繰り
広げている場所でしょう!? 怖いったらないわ!
だから皇帝陛下の寵愛を得られず、人員整理の名目で開放される宮女を目指します!
後宮に夢なんて見ない塩商の娘。友達が出来たり、嫌がらせをされたり、心の中でいつか復讐したいと呟いたり、ままならない現実に悩みながら暮らしています。
※第一章完結しました。第二章の投稿を開始しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-10-14 22:48:33
199260文字
会話率:52%
人族と魔族が緩やかに対立しながらも共存する異世界
魔族の国に一番近い人族の国「帝国」の後宮に東宮(皇太子)の側室として入ることになった主人公の七転八倒のお話です。
主人公はある事情で女子として育てられた男子、つまり女装男子の後宮奮闘記です。
*この作品はかつてArcdiaさんのXXX板にR-18作品として投稿されていました(現在は削除されています)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-09-29 07:11:33
16683文字
会話率:36%