世界に溶けるか、世界を呑み込むか。
『理器』文明の生んだ。ソレは持つ者の意思で世界を変質させる
世界にとっての劇毒、やがて使い手は世界の免疫機能で、
世界に喰われる。――故に、
さあ選べ、君は世界《うみ》に溶ける、無意味な砂糖になるか。
それとも、世界を創り変えるか、または世界を殺すか。
君は愚者、この移動都市列車「ドーラ」に乗り込んだ少年だ。
彼女は太陽、過去の栄光に固執する。旧態じみた貴族の末裔。
彼女は月、孤高であるが故に孤独、孤独であるが故に鋭利。
一方は、自分の立場に疲れていて。一方は、知らず、愛を探し。
君、はそんな彼女達を含む。大勢の人々《アルカナ》と関わり。
世界の在り方、真実、そして真に相対すべき存在を識る。
では、人が世界の敵となった時代。その主役達の話をしよう。
何、至極単純だ。海に溶けるか、海を染めるか。それだけの話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-10-26 02:33:02
428文字
会話率:0%
テンプレートを極めたような方法で転生した俺。そんな俺は転生先の保護者に馬鹿みたいに鍛え上げられ、謎の必殺技もどきまで習得した。そうして最強状態になった俺が、いつのまにか拾った美少女変形機能付きの剣を携えて異世界で暴れるお話。
※ハーレム、最
強要素ありです! ご注意ください!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-27 23:57:16
22693文字
会話率:49%
〔本文より抜粋〕
かつて戦争があった。
いや、争いは幾度となく繰り返されてきた。
西暦2080年、世界各地で発生した局地的戦闘は、やがて第四次世界大戦へと発展し、その戦火は地球圏全域から火星圏にまで拡大。
特に、主戦場となっ
た地球圏では、人命と資源をすり潰す全面的な物量戦が展開され、それによって発生する大量のインフレーションは国家の存続を不可能な物とし、崩壊した国家の残滓と企業が資源と利権を奪い合う経済戦争へと成り果てていった。
西暦2184年、誰が、何の為にかは分らない。突如、全戦線に謎の無人人型機動兵器群が出現し、全戦線を瞬く間に制圧。
同年9月、約100年続いた大戦は終わりを見せ、それと共に機動兵器群も消滅。人類は、世界政府“統合体”の樹立を宣言。
西暦2186年3月25日、約100年間続いた第四次世界大戦を制圧し、世界に終戦を齎した謎の機動兵器群、通称“ヴァリアンタス”。その、姿を消した筈のヴァリアンタスが、地球・火星間に出現。地球に向け再び侵攻を開始。後に言う“セカンドムーブ”が発生する。
その事態に対し、統合体直下の特務機関サンヘドリンは、対ヴァリアンタス軍を組織し、それに対抗。最新鋭の機動兵器“ディカイオス・エイレーネ”を、戦線に投入。セカンドムーブを鎮圧する。
以来、堰を切ったように地球圏へヴァリアントが飛来。統合体政府は非常事態宣言を発令。対ヴァリアンタス戦争の開始を宣言する。
そして西暦2188年――
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-02-09 00:36:57
372160文字
会話率:43%
高校生、高崎環はある日家のドアを開けると異世界に足を踏み入れていた。魔法の力を手に入れた環は、守るための戦いに身を投じていくことになる。
7月31日完結しました。
12月27日、続編開始しました http://ncode.syosetu.
com/n7606p/
パブーでも掲載しています http://p.booklog.jp/book/11481折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-07-31 16:09:45
157894文字
会話率:65%
時は天長三(八二六)年。権勢を極めた藤原冬嗣の死とともに、権力は右大臣藤原緒嗣のもとに移った。
冬嗣の子藤原良房は嵯峨上皇の娘を妻に迎える厚遇を得ていたが、父冬嗣と対立していた緒嗣の権力下では冷遇され大学頭へと左遷される。だが、そこで大
学生達の支持を集めることに成功した良房は、自らの権力基盤を若者と民衆の支持に置くことを決意し、緒嗣と対決することとした。皇太子正良親王の教育係に転身した良房は、それまで二〇〇年間誰もが疑うことなかった律令制への反旗を見せる。緒嗣ら高齢者の非難を受けた良房であるが、法の盲点を突いて大規模な土地所有に乗り出し莫大な財産を築いて失業者の救済と地方の発展を呼びよせた。そんな中、淳和天皇は退位し正良親王が仁明天皇として即位する。
その頃国外では新羅の混迷が増し、日本への海賊襲来となっていた。国外対策を模索する緒嗣は新羅を通さぬ唐との折衝を目指して遣唐使の派遣に乗り出すが、遣唐使の派遣計画は国家財政の破綻を招き、経済対策に追われた緒嗣の政策は大インフレを呼び起こし、治安が急速に悪化した。良房はその対策に追われ国内の盗賊相手に武力を行使すると同時に遣唐使派遣の中止を主張するも、緒嗣は遣唐使派遣を強行に主張。出航した遣唐使船は全て遭難し百名以上の命が失われる。遣唐副使小野篁らは唐への派遣を拒否して下船し朝廷批判をした。残された遣唐使たちは命がけの航海で唐に渡り全ての船を失いながら帰国したが、緒嗣の企画した唐との折衝は確立されずに終わり、緒嗣の権力は怪しくなる。
追い詰められた緒嗣らはクーデターを企画。嵯峨上皇が病に伏した隙を狙い、配下の橘逸勢と伴健岑の二人に皇太子恒貞親王の拉致した上での決起を命じるが、これを見破った良房はクーデターを食い止め緒嗣を失脚させることに成功。承和一〇(八四三)年、緒嗣の死とともに日本の権力は藤原良房の手に渡った。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-02 06:04:28
178115文字
会話率:13%
嵯峨天皇の絶大な信頼を得て若くして権力を掴んだ冬嗣(ふゆつぐ)は、勢力を伸ばそうとたくらむ葛野麻呂(かどのまろ)や緒嗣(おつぐ)といったライバルと宮中で冬嗣と対立する中、他者の上に冷酷な存在として君臨する。だが、権力を掴んだ冬嗣の前に立ち
はだかっていたのは日本史上最悪と言われる飢饉だった。その上、以前より続いてきた出挙を軸とする経済はバブル崩壊を迎えて破産者が相次ぎ、日本全国で失業者と餓死者が続出して税収がなくなり、田畑は捨てられ、都には生活を失った人があふれるようになった。冬嗣は貧困を無くそうと借金の税率を引き下げ、生活に困った国民にコメを分配するも貧困はかえって悪化する。
飢饉は国境の外でも発生し、東北地方の蝦夷が日本人の集落への侵略を開始。頼りとする勇将坂上田村麻呂も病に倒れて命を落とし、侵略を跳ね返すための負担が国庫を悪化させる。戦乱は国内の日本人と蝦夷との民族対立も呼び、各地で扮装が勃発する。それでも、苦しみながらも日本軍は蝦夷を追い詰め、三八年間続いてきた蝦夷との戦いを、本州統一という最高の形で終えることとなった。
しかし、平和は訪れなかった。本州統一直後に海の向こうから新羅が襲来する。対馬は蹂躙され九州に軍勢が押し寄せるが、国家をかけた戦いは日本の完勝に終わり、新羅軍は無条件降伏した。戦勝も状況の改善にはつながらず、一方で、財政危機は役人と貴族の腐敗を招いた。国庫からはコメが尽き、金銭に経済の主軸を移させるがそれがかえって大インフレを巻き起こす結果となる。持つ者と持たざる者との格差が拡大し、貧困はいっそう悪化して国に救いを求める人が増えるが、冬嗣にはその全てに応えることはできなかった。冬嗣に頼れなくなった国民は国の力を借りず生きていこうとする。地方は次第に独自の権力を持ち、後の武士の誕生のきっかけとなった。
自然災害で日本各地は壊滅的なダメージを毎年のように受け続ける。嵯峨天皇はただ一度を除いて好景気を経験することのないまま責任をとって退位し、本人は拒絶するも弟の淳和天皇が即位した。冬嗣は人臣の最高位である左大臣へと上り詰め二人の息子を貴族としてデビューさせるが、淳和天皇は平城上皇と薬子の起こした反乱の関係者を赦すという名目で、冬嗣の権力のきっかけとなった反乱鎮圧と首謀者の殺害の出来事を批判した。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-12-06 11:57:57
99478文字
会話率:9%
昔々、ソロモン72柱がありましたが、今はヘルクライム78柱という地獄の悪魔の集団がおりました。もはや本業はどうしてしまったのやら、謎の敵との戦いに明け暮れていました・・・。(コメディー性よりファンタジー性のほうが強いので、ジャンルをファンタ
ジーに変更しました。あと、小説の割り込み機能を駆使して随時ヘルクライム78柱の仲間達を更新するつもりです)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-03-15 23:21:51
207750文字
会話率:62%
社員数はたったの5人、弱小かつ変人インフレ支部と名高い東京都中野区支部の“裏警備員”達によるコメディ系バトルアクション。
かつて邪鬼と呼ばれた男が真っ白な少年と出会い始まる、ヒトの絆の物語。
『闇守護業』第九話は、彼らを結びつけたあまり
にも強く虚しい《約束》の真実。届かない想い、擦れ違い離れていく彼らの結末は。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-10-26 01:47:19
96936文字
会話率:43%
社員数はたったの5人、弱小かつ変人インフレ支部と名高い東京都中野区支部の“裏警備員”達によるコメディ系バトルアクション。
かつて邪鬼と呼ばれた男が真っ白な少年と出会い始まる、ヒトの絆の物語。
今夜も破壊と仲間割れの限りを尽くし、貴方の大切な
モノ、護ります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2006-06-18 00:49:06
80373文字
会話率:61%