曾祖父の初曾孫として産まれ損ねたが、別に愛情が足りなかったとかそういうことは全くない。ただ、それだけのこと。
剣道の師範の娘として産まれたが、剣道に興味を抱く事はなかった。別に問題がある訳じゃない。その道は弟が歩めば良い。
ピアノが好
きだ。けど、コンクールで賞が取れなくなった。
どうにも私はどこかしこで、微妙な何かがズレたり、足りなかったりする人生を歩んでしまっている。
構音障害で言葉を話す事が出来ない少女は、様々な形で思いを奏でる――。時に不器用で自分も人も傷つけながら。それでも、それでも。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-05-26 12:00:00
12558文字
会話率:34%
何も出来ず何も成せない自分が嫌いな遠野信一郎(とおの・しんいちろう)。
地球ではアルバイトを転々としながら小遣いを稼ぎ、すぐ辞める。
これといった取り柄も見いだせないことから、自身を「つまらない男」と評価していた。
ある日、偶然に
も異世界の召喚に巻き込まれてしまう。
つまらない男の自分は違うだろうと思っていたら案の定。
ひとりだけ武器にも勇者にも、選ばれていなかった。
「俺は選ばれてない、ただの一般人だろ。帰してくれ」
しかし地球に戻す条件は人類の敵を撃破すること。
勇者に選ばれた者たちは顔見知りで、そりが合わず旅に出る。
途方に暮れていたところを、不思議な幼女に出合う。
中身は歳を食っている幼女はソフィアと名乗り、のたまった。
「わしの家系が脈々と受け継いだ技術を、ぬしが世界にひろげて見せい!」
世間から『妖女』とあだ名される、凄腕の錬金術だった。
信一郎は彼女の発明品を身につけながら、彼女の騎士として戦うことを決めた。
初投稿です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-04-19 13:43:27
4746文字
会話率:27%
ある出逢いによって、少しずつ互いの距離を縮めていく鏡夜と綺流社。綺流社はやがて冷徹な性格だと感じていた鏡夜の中に優しさを感じ、次第に彼に惹かれていく。
綺流社への想いを募らせながら、優しく彼を見守る友人・正世、鏡夜へまっすぐな愛情をぶつける
少女・玉倉と関わり合いながら、彼等は次第にゆっくりと心を通わせていく。
恋愛は、幸せなものばかりじゃない。必ず自分が選ばれる訳じゃない。けれど、加速する想いは、自分ではもう止めることも出来なくて────
彼らは互いに傷付き、また傷つけながら、ゆっくりと大人になっていく。
【追記】完結致しました。また、思うところがあり、ゆっくりと多々改稿をさせて頂いております。その為、お話が繋がらない場合がありますが、どうぞご理解頂けましたら幸いに思います。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-03-25 23:36:45
41834文字
会話率:37%
朝からツイていない俺は、無難に過ごせるように気をつけながら一日やり過ごそうとした。人生山あり谷ありと同じように、ツキも底さえ越えてしまえばいつも同じ日常に戻るはずだ。そう、不運の底さえ過ぎてしまえば……。
最終更新:2013-08-11 08:56:27
3981文字
会話率:18%
陰鬱な雲。壁を這うかたつむり。
雨は強弱をつけながら延々と降り続ける。
そんなある日、私は自分の賃貸で借りている部屋の壁が湿っているのに気がつく。
雨漏りを疑った私は敷金のこともあり仕方なく不動産屋に連絡をする。
あくまで結露と言い張る不動
産屋のやる気のない対応にいらついたその夜、私は奇妙な夢を見る。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2013-08-06 12:05:41
3544文字
会話率:7%
黒卵と呼ばれる不思議なドームが突如出現し、それを探索するものは探索者と呼ばれていた。
探索者養成学校の一生徒日ノ本 霜(ひのもと そう)が登校すると校門に二人の女生徒がいる、そのうちの一人水無瀬 直(みなせ なお)が睨みつけながら口を開い
た。
「お前、人を殺したな」
この作品は「Arcadia」様へも投稿しております。 辛口甘口など色々な感想をくれると嬉しいです、指摘など皆様の感想を参考に試行錯誤して書いております、よろしくお願いします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-12-01 19:09:32
64504文字
会話率:55%
僕は、高1の少年。僕の名は、川沢藩一郎(かわさわはんいちろう)である。
僕は、不器用で何にも出来なくって下手れで、毎日みんなに迷惑をかけてしまっていて、いつもみんなに虐められるのであった。
その事を先生達に言ったが、信じてもらえず、終わって
しまった。
もちろんのこと、彼女もいないければ、親友も友達もいない。
その上、謎の組織に親戚も家族も消されしまったという噂が流れた..今だに行方不明である。
そのことを警察とか先生達とかは信じてもらえず、近所の人達は怒って怒鳴りつけながらも警察や先生達に話したが、信じてもらえず、僕は警察や先生達に言うのを辞めたのである。
だが、そんなある日、近所の人達もその謎の組織に消されてしまったという噂が町内から流れたのである。
そんな中、仲間がと謎の組織とバトルロイズが始まる.....人質にされてる人達を救い出せ!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-06-02 01:28:06
8667文字
会話率:9%
「どこまでも穢れなき蒼」の外伝、的なもの。
何かと理由をつけながら、私は今日も、嘘を吐く
最終更新:2012-04-29 22:39:53
248文字
会話率:0%
好きになることはどういうことなのか? 悩みながら、傷つきながら、そして傷つけながら自分の信じる愛に向かって進む人達に贈る恋愛小説です。全八話。
最終更新:2011-08-29 18:17:30
30849文字
会話率:55%
いいたいことはそれだけか、と彼はいった。あたしに銃口をつきつけながら。
戦闘用アンドロイドである主人公と、少年のころから彼女が育てて一人前に仕上げた男。愛する者に銃口をつきつけられながら、彼女が微笑むそのわけとは。
自サイトからの転
載です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-07-22 20:42:15
2549文字
会話率:5%
舞台は某国、某所。その都市の呼び名は“イリーガルシティ”。多くの人間が仲良く暮らし、豊かな生活を送っているごく普通の都市です。嘘です。大嘘です。あ、言いすぎました、全くの嘘という訳ではございません。
豊かなこの都市には秘密があります。嘘です
。あまり秘密になっていません。大分有名です。
簡潔にいえばこの都市はとても“残酷な”都市です。本当です。嘘ではありません。
どんな都市かって?それは自分の目でお確かめ下さい。目玉を刳り抜かれないように気をつけながら。
そうそう、この都市はとても残酷な描写に満ち溢れているので、苦手な方はご注意を。
この物語はフィクションです。実在の何とやらなど関係しようがありません。御理解を。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2011-03-06 22:01:47
91439文字
会話率:52%
そう、それは祝福だ。誰が何と言おうとそれは俺にとっての祝詞だった。「お前を殺す」現れた男は俺に殺気をぶつけながら宣言した。甘美なる世界の幕開け。殺戮の朝、虐殺の昼、鮮血の夜。俺の日常を染め上げていく悪魔崇拝者達。人にあらざる力に追いつめられ
る俺。だが、まだこの人生最良の日を終わらせはしない…。「はははっ、人じゃ勝てないってんなら人なんてやめてやるよっ!」折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2009-08-01 00:43:16
5435文字
会話率:27%
一男は犬が大嫌いなフリーターだった。日ごろの態度を父親に叱責され、その鬱憤を好敵手のジョン(向かいに住む犬)にぶつけながらも、ある日高校の友人から夏見を紹介してもらう。アルバイトも初め、やっと生活が軌道に乗り始めたと思ったのもつかの間・・・
。生きるって何だろう・・・働くって何だろう・・・僕って何だろう・・・犬・・・?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-11-19 03:06:00
27876文字
会話率:40%
恋愛においてあるコンプレックスを持った主人公が大学に入った直後に出合った一人の男性によって、今までに感じたことのない感情が生まれ、傷つき傷つけながら自分とういものの価値・存在について考えるようになる。恋愛とは?恋とは?女性ではなく女の子の目
線で書いた小説です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2007-04-24 20:36:12
9621文字
会話率:26%
空の青の秋と夏とが混ざって、きれいだよ。君はどこでこれを見ているんだろう。僕は君の居る場所までひとりでコスモスのわきを煙草に火をつけながら歩く。
キーワード:
最終更新:2005-09-27 16:23:51
673文字
会話率:4%