ある日、目覚めたらーー妖精のような美少女になっていた。
|宮崎《みやざき》|友梨亜《ゆりあ》、先日28歳になったばかり。
ある日起きたら、見覚えのない部屋で、見覚えのない顔になっていた。それも、びっくりするくらいの美少女である。
まさか
流行りの異世界、いや乙女ゲーム転生か!乙女ゲームやったことないけど!
と思いきや、出会うのは推しのいるグループ――デビュー十五周年を迎えたアイドルグループ“シャルモン”のメンバーに似ている人ばかり。
こんなに幸せな世界は夢に違いないと思い込み、伯爵令嬢ジュリエット・ボネとして満喫していたある日、遂に推しに似た人物と出会う。
“シャルモン”の末っ子、|美山《みやま》|譲《ゆずる》と同じ顔を持つその人は、なんと王子様だった。
リロイ王国の王子殿下、ジョルジュ・リロイ。
彼の二十歳を祝う舞踏会で、やっと出てきたと内心大興奮の友梨亜だが、テラスでジョルジュの独り言を聞いてしまった。
「もう、何だよ殿下って。俺そんなキャラじゃねえっての」
「しかも二十歳ってなんじゃそりゃ。俺、もう三十二なんだけど」
え? もしかして、もしかして本人ですか?
顔は若いのに中身は三十二歳みたいだし、いつ見てもアイドルの衣装ばっかり着ているし、夢かと油断していたせいなのか日本人だとバレちゃうし、おまけに婚約まで――!?
ラブコメのつもりで書いてます。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-08-08 11:11:21
295300文字
会話率:49%
敗戦確実とさえ言われた戦いを引っくり返し、歴史的転換期の始まりを作った女がいた。
彼女は軍師として異世界から召喚され、全てを捨てた。
名も、生い立ちも、心も、何もかも。
更に、後世にその軌跡を残すことすら厭い、世界と制約した。
唯一残ったの
は彼女の残酷さを描いたとさえ言われる一枚の絵画。
そして、そこに描かれることがなかった彼女の瞳の色だけ。
✯ 最初のワンシーンがブワっと浮かんで書いた。
後半はザックリとした流れが思い浮かんだから書いた。
一応、両方とも陰でこっそり不死身将軍と呼ばれていた男の目線。
色々雑な設定だけど、後悔はしていない。あと、続かない。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 14:00:00
6228文字
会話率:22%
両親と異世界の神様との約束のため私は異世界に飛ばされました。両親が末永くいちゃラブするために、母の代わりに異世界で生きて行くことに。……うん、別にいいけどね!
二度あることは三度ある?いやいや、遠慮させてもらいます。小学、中学で経験した
めんどくさい人間関係はもう勘弁です。キャラ作るのも遠慮します。こんどこそ過ごしやすい人間関係をっ!……どうかお願いします―――あらすじはここまで―――
12.8.30 話をだいぶ修正しました。既に読んでいてくださった方には申し訳ないですが、もう一回読まないとダメなぐらいに変わってます。たぶんもうこんな大きな修正はないと思います…… (旧 はちみつ色の瞳)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-08-24 19:24:37
12667文字
会話率:13%