ある日、山の麓を通りすがった人間が「鯉の滝登り」について話しているのを聞いた小さな白蛇。鯉よりも蛇の方が龍に似ていると思った白蛇は、自分も龍になれるのではないかと切り立った崖に向かう――。
最終更新:2025-01-01 00:00:00
1790文字
会話率:5%
腹筋が欲しかったうなぎさんは冒険の旅に出てトレーニングに励むのでした。
理想の身体はニョロニョロではなくて、ボッコボコのゴッツゴツ。ぬめぬめしているだけでは、いざって時に身を守れないからです。
最終更新:2024-12-12 00:00:00
1000文字
会話率:0%
いつも突然、戦いが始まる。
次元が歪み召集され、世界が変わる。
ランダムに選ばれたマップでその世界でだけ使える異能を使い、戦い勝つ。
負ければ、記憶を失い現実世界に戻される。そこで、今までの代償を払うことになる。
代償を払いたくなければ、勝
ち続けなければならない。
恋子は登竜門から。鯉の滝登りともいわれる起源から。彼女は竜になる。
和風異能バトル。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-01-02 16:24:53
1293文字
会話率:12%
そして理想は、再び現実によって失われる。
龍になるため滝に登る必要があるなら、彼らもまた滝を登るだろう。
欠けたひれをそのままにした者も、欠けたひれを取り繕った者も。
ひれ欠けたまま滝を登れるか? そのまま龍になって歪にならぬか
?
歪な竜は果たしてどれだけ生きられるのか?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-24 22:00:00
116113文字
会話率:21%
時に理想は、予想外の形で現実に化ける。
二○一○年八月末。
上宮家事件後、裁定委員会情報部第一課課長・大船卿玄は、上宮斉明の後見人を探していた。
そんな時、裁定委員会人事部に追求者から立候補があった。それは参考資本提供者、篠原久篠
乃だった。
ひとまず斉明は久篠乃に預けられるが、斉明は抵抗感を拭えない。作る事しか才能がなく、使うことが出来ない斉明は、どちらも器用にこなす久篠乃とは上手くかみ合わず、良好な関係を築けないでいた。
そんな折、斉明はとあるものに出会い、ある決心をする。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-24 22:00:00
143265文字
会話率:40%
あらゆる理想は、現実に疎外される。
二○一○年八月。
上宮家の跡取り候補――作り手主義の追求者たちは、盆休みに現当主である富之によって集められた。富之が贔屓にしていた跡取り候補、斉明が事故に見せかけて殺されかけたため、その犯人探しを
するためだった。
当主、斉明、跡取り候補たちの策謀が巡り合う中、裏で暗躍する影が見え隠れする……。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-19 22:00:00
148239文字
会話率:37%