王太子アルベルト殿下との婚約を突然破棄された公爵令嬢エリナ・ルフェイは、傷心(していないが)を名目に田舎へと旅に出た。癒やしを求めた旅先で、偶然にも回復魔法を使って村人たちを助けたことで「聖女様」として崇められてしまう。
本当は聖女でも何
でもないエリナは、誤解を解こうとするが、「聖女様は謙虚であらせられる」とますます信仰を集めるばかり。やがて王都に戻った彼女のもとに、元婚約者であるアルベルト殿下から「助けてほしい」という予想外の依頼が舞い込む。
「婚約破棄したのはそっちなのに、なんで私が……!?」
戸惑いながらも、エリナは再び人々を救う旅へと出ることに。しかし訪れた町々で待っていたのは、魔物憑きや奇怪な事件ばかり。回復魔法しか使えないはずのエリナが、なぜか次々と奇跡を起こしてしまい、「白銀の聖女様」としての名声はとどまるところを知らない。
果たしてエリナは“聖女様”の誤解を解き、平穏な日常を取り戻せるのか――?
それとも、彼女の奇跡は本物なのか?
恋と冒険が交錯する、勘違い系異世界ファンタジー!折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-23 22:54:46
37466文字
会話率:48%
魔力と魔法が発見されてから三十年。
世界は魔物憑きによる事件が蔓延っていた。
都内の【国立高等魔法学校】、通称【魔学】に通う二年生【朱桜 神那(スオウ カンナ)】には秘密があった。
その秘密とは、人知れず魔物憑きを退治する事である。
カンナは何故魔物憑きを退治するのか。
その理由は誰も知らない……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-02 16:57:34
12050文字
会話率:26%
「さすらう剣士と魔物憑き」の背景世界~舞台設定~ルールなどの備忘録。
ご挨拶を筆頭に、レギオン坊やを取り巻く環境が露になり、本編では表現されない事柄もあることでしょう。たぶん。また、投稿済みについても改稿を繰り返していく予定です。はい。まあ
、ほんの少しですが。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-20 23:36:53
20624文字
会話率:15%
銀灰髪のレギオンは、連れ谷に住まう人族の長シグルドの息子。
幼少のころから里を荒らし、数々の悪行を重ねたやんちゃ坊やなのだっ。
そんな彼も十と九つの春季を迎えるにあたり、
連れ谷の漢として、独立するための試練を受けねばならない。
それは通
過儀礼ともいえる、越えねばならぬ命懸けの試練。
里の若者達を伴い絶対者ドルドレイの狩場に立つ。
腕に覚えのあるレギオンは難なく狩りを終えるが、
その帰路の途中で一振りの魔剣ライトニングとの邂逅があった。
それは会うべくして会った運命と言えるべきものだろうか。
果ては、その身を滅ぼす破滅への誘いなのか。
未だそれを知りえる術など彼にはない。
今、因果の歯車輪が軋み廻りはじめる。
それも、恐ろしく、ゆっくり・・・
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-12-15 13:19:12
542678文字
会話率:51%
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全てを翻すのは、それからでいい。
“氷龍”の称号に相応しい“執行者”として、いつか……!
この世界には全てのものが魔法と呼ばれる力を持ち、旅する“冒険者”が
おり、“執行者”がいる。
人々が過ごすその世界には、歪みがあり魔物が存在する。
魔物は現存する何かに憑き、怪物となり世界に害をなす。
そんな魔物に魅入られた魔物憑きは世界の正常化のため、早急に処分をしなくてはならない。
“冒険者”は魔物、怪物を倒し、
“執行者”は、歪みが犯す魔物憑きを狩る。
彼女リーザロッテ・アイシクルは“執行者”として過ごし生き、そして世界の闇をみる。
――*悲劇と裏切りと心の傷のアクション系ダークファンタジー*―― 折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-07-21 10:35:07
4369文字
会話率:8%
法治国家日本で珍しく人を殺して飯のタネを作っていた男が自炊せず近所の学校の文化祭で腹を膨らまそうとしたのが運の尽き
腹を膨らまし校門をくぐろうとしたら複数の学生と共に異世界へ飛ばされた
飛ばされた異世界の先で過保護過ぎる半神の皇女に憑りつか
れながらも現実世界では出来なかった普通に暮らすことを求めて放浪する元殺し屋の物語である折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-28 11:00:00
58177文字
会話率:71%
表と裏が存在する世界、ウィルシード。
神々に愛されたと称される人が住む表の世界、ウィルティア。
悪魔に愛されたと称される魔物が住む裏の世界、ヘルシード。
長年、二つの世界は交わることもなく均衡を保ち平和な時間が続いていた
がいつしか人々の中である変化が訪れる。
ウィルティアの人々はいつしか、太陽の光が届かず暗く寒く醜い世界を嘲笑いヘルシードを見下すようになった。
ヘルシードの魔物達はいつしか、太陽の光が照らし暖かく美しい世界を羨望しウィルティアを憎むようになった。
虐げられてきたヘルシードの魔物達は遂にウィルティアを手に入れるために侵略を始めた。
ウィルティアの人々の中に入り込み操り、諍いを起こさせ始めた。
いつしか争いが絶えなくなったウィルティアはそれがヘルシードの仕業だと気付くと、今度は魔物に操られた人を狩るようになった。
人を裁判に掛け、神の名の元に処刑をするようになった。
その裁判のほとんどは魔物憑きではなく、ただの人。
その事態を重く受け止めた神々は人々にヘルシードの魔物に対抗する術を授けた。
神に祝福を受けた者たちは、魔物たちと闘う組織を作り出した。
それが神の騎士団…ローズ・オブ・ルミナス。
今度は我らが反撃を期す番なのだ。
「ウィルシード戦記、第一章より」
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-23 23:24:59
7780文字
会話率:41%
クラスメイトと一緒に、異世界に召喚されました。
期待したのと違っていたので、自分だけ、ほぼ身一つで戦場に放り出されました。
沢山、戦いました。
沢山、殺しました。
——一度だけ、恋をしました。
そして、戦いが終わった直後に、十年後に再召喚
されました。
戦後十周年の式典の余興で再召喚は酷いと思います。
……ぶっちゃけ、自分の存在は各方面で邪魔になっていました。
——だから、他の女と結婚していた元恋人の顔面を陥没させたのは、悪くないのです。
*やさぐれのせいで、主人公の性格・行動が荒れ気味です。良い子は注意してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-02 11:48:16
1772文字
会話率:24%
この世に存在する…と噂されていた魔物憑き、魔鬼羅…本当に存在してるかなんて誰も知らない、だがこれから開幕する戦いはすべて真実…
その名を知る者はほとんどない、都市伝説とされてきた魔鬼羅がついに牙をむく!!
最終更新:2011-08-01 01:00:00
751文字
会話率:18%