料理雑誌の編集者・佐々木慎、35歳。
激務で過労死しちゃった彼が目覚めたのは、なんと異世界「ガストロニア」!
手にあるのは不思議な「旅人の椀」と「旅食手帳」。
手帳には「本当の美食を求めて旅をせよ」の文字が……。
どうやら「食の旅人」に
なったらしい。
この世界、食材がヤバい!
火を吹く香辛料に歌う果実、時間を操る発酵食品まで存在する。
しかも慎には特別な力が宿っていた
――料理の「味の記憶」を呼び覚まし、食べた人の心に直接語りかけられるのだ。
青い妖精ピコと一緒に各地を巡りながら、竜人族の伝統料理を復活させたり、獣人族の青年に亡き母の味を再現したり。
前世では料理を「記録してた」慎が、今度は「作る側」として人々を救っていく。
そして旅の最終目標は、全ての味を内包する伝説の食材「万味果」。
果たして慎は真実の料理にたどり着けるのか?
働きすぎで死んじゃった男が、異世界で料理を通して見つける新しい生き方。
心温まる「おいしい」の冒険が始まる折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-06-06 12:00:00
3962文字
会話率:30%
海に落ちて気がついたら異世界でした。
よくわからないまま森をさ迷い、スライムには凹られ蛇にはなつかれ、狼にはべろべろに舐められたりしましたが、
私、まだ生きてます!
元の世界に帰る手段を探しながら、なんでか命を狙われたり、やっかいごとに巻き
込まれたり。
それもこれも変なものに襲われたせい!!
腕に巻き付いた真っ黒なあざが何か問題のようだけど、そんなの知りません、誰か説明してください……あ、このお肉凄く美味しい。
運の悪い主人公が異世界でたまにチートっぽい(?)ことをしながら成長していくまったり恋愛ファンタジー。
帰ることか第一目的なのか、世界の美味しいものを食べ尽くすのが目的なのか、もはや怪しいけどグルメファンタジー……ではないと、いいたい。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-03 17:07:48
43378文字
会話率:32%