戦争を経験し、戦後をたくましく生きた趣味人。
館林 陣三郎 八十二歳。
息子や孫、友人や親族らに囲まれ安らかに、そして涙と笑いに見送られ旅立った。
幾多の思いとわずかな未練を残しての見事な大往生であった。
そして、逝ったはずの爺さん
は気が付くと見知らぬ竹林に立っていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 11:39:41
438073文字
会話率:32%
僕は猫であった。
名前はもうない。
どこに転生したのかとんと見当がつかぬ。
何でも薄暗いジメジメした所でにょろにょろとしていた事だけは記憶している。
某作冒頭を彷彿とさせる文章から始まる日常系ファンタジー
読者をマッハで置き去りに
する設定
心の中の小さな傷をじんわり癒してくれる世界観
読了後には物足りなさを覚えることうけあい
猫みたいにかわいい触手をあなたへ
※この作品はきまぐれに更新されます。のんびりと猫を眺めるような気持ちでお待ちください。
※この作品に性的感情を刺激する描写は一切ありません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-24 09:23:27
82302文字
会話率:19%
人の寄り付かぬ山の奥深く、瘴気の漂う呪われた地で少女は目を覚ました。
少女は周囲を見渡し、この場所がどこであるか、何故こんな場所にいるのか、そして自分が何者であるのかすらも分からない事に愕然とする。
でもまぁなんとかなるかなー、と少女は前を
向いて歩き出す。
そんな前向きな少女が自分が異常である事を気にしながらも、いつの間にか女神と呼ばれている事に苦悩するお話。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-03-02 10:40:04
175811文字
会話率:37%
十六歳の冬、私は初めて恋をした。
けれどこの恋は永遠に叶うことのない、
私の片思い。
最終更新:2013-07-06 15:07:45
1592文字
会話率:47%
見雪貴遊は学園生活を謳歌していた。
春は花見、夏は花火、秋は月見、冬は――
楽しい生活を満喫している見雪貴遊の元に現れたのは一人の少女。
「あら、諦めるのかしら?つまんないわね」
その一言は、ボクの心を射止めた。
つまらない人生に飽き飽きし
ていた。
おかしくない人生は程程にして起きたい。
ただストッパーが壊れた。
有り体に言えば――恋をした。
衝撃的な出会いを重ね、募る想い。
ここから始まるラブ・ストーリー。
初めての体験にはボクは驚きを隠すことができなかった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-06-30 19:02:07
11172文字
会話率:37%