涼やかな影の落ちる田舎の夏の日。中学三年生の祇蔵奏は、幼馴染の守上双樹と十年ぶりに再会した。
異常は薄れ、妖怪は姿を消し、人々は一生を掛けてゆっくりと死んでいく。
巨悪もなく、平和が有り、ただ燃え上がらぬ自分の熱情に苦悩する。
何事
にも本気になり切れない少年、奏。彼は夏休み前だというのに、受験する学校さえ決め切れずにいた。しかし、とある事がきっかけで双樹と同じ高校を目指す事となる。けれども、双樹が目指しているのは最難関の高校で、前途は多難。しかも、目も耳も口もない不思議な女の子に出会い、町の命運を揺るがす事件にも巻き込まれていく。
とても普通で、けれど誰のモノとも似付かない彼の夏。
この季節の先にはいったい何があるのだろうか?
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-11-28 00:11:17
167173文字
会話率:49%
詩です。今切なくても、今夢が叶っていなくても、頑張ろうと思う少年の詩です。応援詩にもなっております。寂しげで切ないですが、前向きになっておりますm(__)m
最終更新:2016-01-05 07:00:00
492文字
会話率:0%
雨の降る季節。学ランを着た少年がびしょ濡れになりながら雨の中を走っていた。
その時、傘もささずに立っている小さな女の子に出会い、「アメはいりませんか」と言われ、彼は足をとめた。確かに彼女はアメを少年にくれたのだが……。
雨の日におきた、ちょ
っとした物語。
※自作小説「雨の日にアメを売る少女」を台本風に直したものです。なるべくセリフで分かるように書かなきゃだから、難しい……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-03 23:15:15
3343文字
会話率:92%
雨の降る季節。学ランを着た少年がびしょ濡れになりながら雨の中を走っていた。
その時、傘もささずに立っている小さな女の子に出会い、「アメはいりませんか」と言われ、彼は足をとめた。確かに彼女はアメを少年にくれたのだが……。
雨の日におきた、ちょ
っとした物語。
※昔文芸部の部誌にあげたものを、一部修正して掲載しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2012-11-08 21:30:04
3487文字
会話率:52%
平凡という言葉をこよなく愛す、特にとりえもない人見知りな少年。
それが僕、青井健一。
春雨の降る季節。
とある一人の少女に出会う事によって、僕の日常は大きく変わることとなった。
最終更新:2010-06-20 15:28:44
1833文字
会話率:6%