通信制高校に通うお嬢様と一般女子生徒の春の話
※作品上のものは全てフィクションになります。
※未成年飲酒を推奨する作品ではありません。
法の定める年齢になってから嗜んでください。
最終更新:2025-04-04 21:47:13
3521文字
会話率:27%
もう疲れたなと思うけれど、蝉や雨の声を聞くと、詩は書いたほうがいいんだと、思えた。この夏は、万物が、なるべく苦しまないように、詩があると思っている。
最終更新:2022-07-17 01:20:45
528文字
会話率:0%
地震で停電になった日、久しぶりにつけたラジオから聞こえて来たのは、雨の音に似たホワイトノイズの音だった。
雨の音を聞くと、僕はあの日を思い出してしまう。どうしても忘れてしまいたいあの日を。
最終更新:2022-07-10 23:33:55
7742文字
会話率:18%
鈴木優珠と千種五十鈴、2人の間には誰にも知られてはいけない秘密、「かくしごと」がある。
2人が出逢ったのは小学校5年生の頃だった。
雨の声が聞こえると突然告白したのは五十鈴であった。初めは疑っていた優珠であったが、場に流されやすく、人の顔色
を窺う癖のあった彼女は、自分も実は雨の声が聞こえると嘘を吐いた。彼女たちの「かくしごと」はこうして始まった。
2人は同じ高校に進学しようと約束し、月日が経ち、その約束を果たした。しかし、優珠は五十鈴から距離を置き始め、彼女たちの関係は悪い方へと転がっていく。
いつからか学校に来なくなってしまった五十鈴を想い、ようやく事の深刻さに気がついた優珠は、五十鈴の自宅に向かう。
しかし、そこは五十鈴が元から存在していなかったかのように何もかもが消え、五十鈴についての記憶があるのは優珠のみとなっていた。
優珠は罪悪感に苛まれ、自宅に引きこもっていると、どこからともなく声がするのに気がつく。その声の主が雨だとわかると、自問自答のような会話の末、優珠は自分の記憶を辿りに消えてしまった五十鈴を探す。
2人は初めて出逢った場所で再開すると、お互いの想いを聞き入れ、彼女たちは新たな「かくしごと」で再び固く結ばれる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-03-04 12:10:40
10883文字
会話率:26%
雨音に響く彼の声は、なるほど言われてみればいつもと違う気がする。
相合傘をしながら、ゆっくりまったり、時々キュンとしながら帰る2人の話。
最終更新:2017-09-11 23:35:51
915文字
会話率:15%
雨降りの日は、気分が落ち込みやすい。
けれども、そればかりじゃない。
雨の声に耳を傾けてみると、勇気が出てきたんだ。
そんな不思議な唄。
最終更新:2015-10-04 19:19:00
868文字
会話率:10%