家族を失い、友人を失い、愛するものを失った男
そんな男が最後に死に場所に選んだのは、誰一人として生きて帰ったものはいないと言われる「艶竜のダンジョン」
そしてそのダンジョンで男は大鬼によって致命傷を負わされて。
男は死の瞬間に考えた。
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もし時を戻せるのなら、もう一度この手で...
男は最愛の人の姿を思い浮かべながら静かに息を引き取った。
僅かばかりの沈黙が訪れる。だがその沈黙は眩いくらいの光と共に消え去った。
あたりには男を殺した大鬼の姿、男の死体すらなく、あったのは男が死ぬ瞬間まで見ていた銀のロケットだけであった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-20 06:47:44
741文字
会話率:0%
僕は異星人との闘いに臨んでいた。大切なものを守るため、不退転の決意だった。
最終更新:2018-01-25 20:46:25
395文字
会話率:35%
持ち主となるべき人とモノとは、赤い糸で繋がっていると信じる主人公の由美。ある雨の日、偶然入った雑貨屋で見つけた銀のロケットに、一目惚れをするのだが・・・。
最終更新:2008-02-11 22:33:21
4894文字
会話率:17%