鈍感×鈍感
中学生時代。
なんだかんだありましたが、付き合い始めた頃の話。
最終更新:2019-03-30 15:40:30
20226文字
会話率:44%
私たちは、ずっと一緒だった。
二人なら、どこまででも強くなれると思っていた。
一緒に、『誰も見たことのない高み』まで行けると信じていた。
でも、私の才能は彼の才能に、もう追いつけない。
離れていく背中を見つめながら、決心した。
彼に失望さ
れるくらいなら、唯一のライバルのまま、彼のもとを去ろうと。
『二強の剣士』の片割れは知っている。
もうずっと昔に『一強』へと変わっていることを。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-03-21 18:18:52
5263文字
会話率:51%