現在では廃止されている指紋押捺を義務付けた外国人登録法が効力を持っていた時代に、在日コリアンが直面していた問題を今一度振り返る。それは外国人登録法という法律がなくなっても、様々な民族差別が現代日本にはまだあるという現状を踏まえるからである。
当時大阪で指紋押捺を拒否し、運動体の中心にいた在日韓国人・金亮秀(キム・ヤンス)氏とそのオモニである李貞順(イ・チョンスン)親子の当時の体験を追いながら、民族とは何か、その本質をを考えてみようと思う。また著者が1984年金日成主席時代に訪問した北朝鮮の現状も併せて報告する。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-11 11:49:44
28320文字
会話率:24%
北チョーセンがチョーセン半島を制す
最終更新:2016-05-19 01:26:33
5427文字
会話率:5%
湖南 霊仙山で生まれた岩男。タコとして北海道へ売られる。
タコ部屋での労働を通じ、岩男はのし上がっていく。
場所は北海道から樺太、沿海州、満州へと広がっていく。
岩男はどこまでのし上がったのか。
最後、岩男はどうなったのか。
最終更新:2012-03-07 11:21:01
4870文字
会話率:5%