嫌なことというものは重なるらしい。社会人三年目。仕事にも慣れ、新人教育も任されるようになった。そんな時にやらかした。その失敗を必死にカバーしている最中にかかってきた一本の電話。それは今彼からの電話だった。突然切り出された別れ話。意気消沈する
亜紀に手を差し伸べてくれたのは、新人のいちご君。仕事を手伝ってもらい、そのままいちご君と一緒に居酒屋へ。そして、その日亜紀は初めてお酒にのまれる。
目覚めた場所は見知らぬ部屋。その部屋にいたのは見知らぬ男性。
「だ、誰? え、い、いちご君?!」
ONのいちご君は『明るく元気な大型わんこ系男子』
OFFのいちご君は『色気たっぷりダウナー系男子』
亜紀の前でだけOFFモードで接してくるようになったいちご君。
「年下なんて興味ないはずだったのに。いちご君、あなたのギャップに沼りそうです」
※見切り発車。設定はふわふわ。
※文量的には短編の予定(加筆を重ねて中編くらいにはなるかも……)
※予告なく修正、加筆する場合があります。
※いずれ他サイトにも転載予定。
※誤字脱字報告歓迎。
※更新は不定期。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-07-04 19:00:00
7079文字
会話率:59%
侯爵家の三女として生まれたティナは政略の駒となる道を早々に諦め、王太子妃付きの侍女として生涯独身を貫く決意をしていた。
そんな中、職場の同僚と暑気払いに行った際にうっかり一夜の過ちを犯してしまう。
頭が真っ白になったティナだったが、月日
が流れると相手の顔も朧気となり『そんな事もあったな』としか感じなくなっていく。
王太子妃が西部へ視察に行く事が決まり、会議に出席をしていたティナは会議終わりに視察へ共に同行する銀狼騎士団長へ挨拶をする。騎士団長の隣にいる副団長がやたらとティナを見てきて不思議に思っていたら、その男こそティナの一夜の過ちの相手だった!
『結婚してくれないか』『え、無理です』追う男と逃げる女。追いかけっこラブコメです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-12-19 06:26:21
67678文字
会話率:34%