マクシス家の長女アイレッタは、卒業パーティーを前に皇子に婚約破棄を告げられる。そして、妹のベアトリーチェが自分の代わりに新たな婚約者となるのだと。あぁ、結局こうなるのか。悪訳令嬢の末路など、足掻いた所で変わらないという事か。
アイレッタには
、『アイレッタ』となる前の記憶が残っていた。そして自分が、恋愛小説の悪訳令嬢である事を知っていた。憧れた小説の世界。大好きな登場人物。せっかく転生したのだから悪訳令嬢になんかならないと、必死に言葉を紡いできたのに。俯きそうになるアイレッタの傍には、美しい従者の姿があった。
これは悪訳令嬢に転生した少女──その、妹の話である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-14 12:00:00
16566文字
会話率:51%
三歳の妹があまりにもずるいずるいと言うので、予防のために転生者の姉は小説を書きました。
※名前等の規則性は気にしないでください、ただの文字列です。
※実際の貴族社会に則した世界観ではありませんのでご注意ください。
※あくまでも架空の王政・
架空の貴族社会です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-10-01 19:17:31
5402文字
会話率:13%
ユーリには2つ年の離れた姉、マリアが居たが何故かユーリだけにとても冷たかった。
幼い頃、マリアと仲良くなりたかったユーリは「何故、お姉様は私と仲良くしてくれないの?」と聞いた事があった。
すると、まさかの姉から返ってきた言葉は……
『いいわ…アンタにだけ教えてあげる。私にはね前世の記憶があるの。前世でも2つ下の妹がいたわ。そして、その妹に私は何もかもを奪われた…っ両親の愛、友人、恋人、信頼…そうよ、本当に人生の全てをねっ!!』
異世界転生者でも何でもないユーリをどうやら姉のマリアは許すつもりがないらしく…それどころか--
『アンタにやられたことは!人生をかけて!やり返してやるんだから!!!』
そんな異世界転生者の姉マリアに
少しずつ立ち向かっていくユーリの物語--。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-02-12 20:00:00
54833文字
会話率:42%
転生者の姉を持つヒロイン(普通の女の子)目線の話。
転生者の姉は自身の幸せのために自分を磨き、妹の幸せのために様々な事を教え込んだ。
――私のお姉ちゃん、自慢のお姉ちゃんだけど、何処かおかしい。突っ込みが追いつかない。
一気書きなので、駆
け足です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-13 00:45:40
4142文字
会話率:48%