秋月解世はイタリア人博士ベアトリーチェ・アルバの下である施術を受けた。
施術後、目を覚ますと解世は現代とは異なる世界におり、直近の記憶を失っていた。
言葉が通じない世界で、解世は『異世界人』として敵視され、帝国の皇女ネムリアの異能によって
焼かれるが、肉体は即時再生し一命を取り留める。
解世は居合わせたイリスフィア剣師長に『超速再生能力』に目を付けられ、彼女の弟子となる。
剣師となった解世はネムリアを始めとした現地人と交流し、任務をこなす中で、世界に対する謎が深まっていく。
やがて辿り着いた世界の残酷な真実とは――
異世界×異能×SF×ミステリ
※完結まで文庫一冊分の長さです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-11-17 10:29:56
114515文字
会話率:34%
異世界召喚・異世界転移、もしくは異世界転生。
これらから連想されるのは、
[主人公最強][特別な能力][ハーレム]
この俺、赤糸 成也(あかし なるや)はそう思っていた。
異世界転移となればチート級な力を手に入れ、仲間と共に敵を打
ち倒し、故郷へと帰還する。
それが異世界ファンタジーだ。
そうだ…そう思っていた。
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俺には好きな人が居た。同じ2年にして生徒会長。新藤 涼子(しんどう りょうこ)。
彼女は自分には到底手の届かない、高嶺の花だった。成績は優秀、容姿端麗。鏡花水月もいいとこだ。 だが俺は熟考の末に裁断する。告白しようと。
結果は見るも無惨にフラれましたよ…。まあわかってたんだけどね。
「はぁ、異世界転移でもして人生やり直したいぜ」
こんなことを言ってしまったからなのだろうか。
世界は光と共に暗転した。
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そして時間の経たぬ内にまたショックを受けることになるのだが…。
___しいては俺だけ魔法が使えない異世界冒険の始まりである。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-06-30 00:31:31
601文字
会話率:0%
昼間は友達ゼロ、彼女なしのチリ毛でぼっち志波舜助。しかしそれは仮の姿。彼の二面性を知る者は少ない。
そんな舜助は夜間、草木も眠る丑三つ時のその時刻。夜闇を駆ける狙撃手に変貌する。《後方支援騎士》とは名ばかり、そんなの関係なく前線の騎士た
ちを尻目にライフル弾で眉間にお見舞い(ヘッドショット)する。
敵は夢に情熱を注ぐ人々の上質な夢想を喰らう《バク》。騎士鎧にその巨躯を包む奴等はアサルトライフルの弾雨をものともしない装甲と人間を遥かに越える筋力と俊敏性、超速再生とも言うべき破格の再生能力を持って騎士たちを殺しに迫る。
人々が眠るその時刻、上空ではバクと騎士が文字通り宙を縦横無尽に疾走している。
そんな戦場で一年間戦い続けてきた騎士、志波舜助のモットーは、働いたら負け!
得意技はサボタージュです!将来の夢は専業主夫です!
そう豪語する舜助はある日、護衛任務の任されることになる。相手は学校一の美少女と呼び声高い平沢氷華。
なんでも彼女の抱く夢があまりにも強大過ぎるせいで舜助の仕事場にバクが多く集まってきているらしい。仕事の負担を軽減できるし、美少女の家で二人きりになれるという一石二鳥に心踊る舜助。
さぞ大層な夢を持っているのだろうと舜助は思っていたのだが…………。
「私の夢はライトノベル作家になることよ」
…………はっ!?
ここから舜助と氷華のDTな関係が始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-08-28 21:36:26
144296文字
会話率:50%