数奇な運命に翻弄される心理士の物語。現在、プロローグ~1話
リアルな心理士の人生や事件簿を描きながら、心理士自身の心の闇の謎を解いていくヒューマン、ミステリー小説。
最終更新:2020-09-13 00:43:38
12438文字
会話率:42%
本作品の舞台は一九九八年であるため、「統合失調症」を使用せず、
当時の呼称である「精神分裂病」を使用しています。
また現在の「看護師」は、作品では「看護士、看護婦」としています。
ご了承ください。
主要登場人物
渡條成美:とじょうなるみ
一九九五年に心理系の大学を卒業し、平和病院に入職。認定心理士の資格しかなかったが、職名は臨床心理士。二〇三〇年現在、臨床心理士、公認心理師。臨床心理課の課長を務める。
野神静子:のがみしずこ
長年心理職に携わり、臨床心理士の資格が創設された一九八八年に同資格を取得する。一九九八年当時、平和病院臨床心理課の課長。
古城語楼:こじょうごろう
朝霞大学附属病院に心理士として六年勤務。そのあと平和病院へ転職する。臨床心理士。
大杉勉:おおすぎつとむ
平和病院院長、理事長。
池森都司雄:いけもりとしお
朝霞大学心理学科教授。臨床心理士。
先崎正人:せんざきまさと
平和病院の精神科医。
山田優作:やまだゆうさく
精神分裂病と診断された患者。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-02-09 17:39:17
26305文字
会話率:43%