ある晴れた昼下がりの日に、アナタは趣味の散歩に出かけていた。
陽気に恵まれ、ついつい足が進んでしまったアナタは郊外にて喫茶店を見つける。
芳醇なコーヒーの香りと落ち着いたクラシックの流れる喫茶店に、アナタは良い穴場を見つけたと心の中で喜んだ
が、コーヒーの代わりにやってきたのはナイフを構えたウェイトレスであった。
対応することすら叶わず刺殺されてしまったアナタだったが、何の因果か守護天使を連れ箱庭世界"ミニチュア・ガーデン"へと移住することとなる。
これはそんなアナタが箱庭世界で繰り広げる騒動を記した探訪記である。
※注意 この作品は処女作ですので誤字脱字誤用に駄文が想定されます。どうか生暖かい目で御読みください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2017-02-04 06:00:00
11328文字
会話率:26%
私が抱いているこの気持ちをあなたに伝えることは絶対にできないでしょう。だから、届かない、届いてはいけないことを知りながら、あなたに手紙を書こうと思います。―――後にフラント王国の全盛を築くことになる四代目の王の即位の裏には、ひとりの女の戦い
があった。これはその女がある人物に書いた手紙である。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2014-02-02 23:00:00
4432文字
会話率:30%