「元寇」日本に初めての海外侵略の危機が訪れた。その窮地を救ったのは一振りの太刀だった。菊池一族率いる九州武者を勝利に導いた肥後の刀鍛冶・延寿太郎弘村、誕生の物語を紹介します。
さて、肥後の国、菊池一族でもあった竹崎季長は、菊池武房の武士団
と共に蒙古を一度は退けたものの、敵は必ず戻ってくると確信していた。季長は戦の恩賞を求めて京へと上り、次なる蒙古襲来に備えて武具を揃えるも、蒙古の鉄鎧を断ち切る強靭な太刀は都でも見つける事は出来なかった。そんなある日、季長は武房の京屋敷で刀鍛冶の弘村と出会う。
こうして、弘村の太刀と季長は、当時世界最大規模の蒙古艦隊を迎え撃つ事となるのだった・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-01 20:28:14
110094文字
会話率:38%
悪人が嫌いで刀が大好きなだけの普通の高校生だった富士宮 総司狼はある晩、自宅を襲った強盗に刺され短い一生を終えた。
しかし、ソウジロウは不思議な空間で『神』と名乗る存在に自分らしく生きられる世界でもう少し生きてみる気はないかと聞かれる。
ソウジロウは愛刀と共にならそれも悪くないとそれを快諾し異世界へと移住することにした。
ところが異世界にありがちなチートな能力は神に『ちーと、いくない』と言われ全くない。送り込まれた異世界に持ち込めたのは喋る大太刀『蛍丸』と自らの命を奪った小太刀『桜』。そしてなぜかの神チョイスの短ランとボンタンのみ。
そしてこの世界でソウジロウの職として与えられたのは『魔剣師』という職だった。
武器を育て擬人化することが出来る『魔剣師』。ソウジロウは大好きな刀達と異世界で出会った戦うメイド司祭的な『侍祭』という特殊な職業の美少女システィナと共に,異世界で乱立する『塔』というダンジョンで魔物を狩り生活の糧を得ながら刀達を育ててハーレムを目指します。
ソウジロウは戦闘もしますがほのぼのした日常も大好きなので温泉を作ったり、地球のラノベの知識を活かして新発想の装備を作って貰ったり、新しい組織を立ち上げて貰ったり、便利アイテムの開発に挑戦したりもします。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-11-29 02:04:03
990814文字
会話率:51%
俺は、或る男を探していた。
藩内でも博学で名を馳せ、刀剣に深い造形を持つ男だ。
肥後藩士松村昌直は果たしてそこに居た。
板張りの拝殿に座し、一振りの業物「蛍丸国俊」を目の前にして。
最終更新:2016-05-15 21:57:16
2987文字
会話率:39%