忌々しい過去に苛まれ、覚めない悪夢に囚われ続ける少年、霧山真緒。彼はある日、クラスの美少女・間宮ゆらから屋上に呼び出される。
「私、《《視える》》のね。それにそういう能力《チカラ》も持ってる」
間宮ゆら。その正体はいわゆる霊能力者だった
。
「君の呪縛・・・私がぜんぶ解いてあげる」
霊を蹴散らし、呪いの連鎖を引きちぎるゆら。果たして彼女に少年は救えるのか?
―――青春はあまりにグロテスク。
カクヨムにも書いてます折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-16 22:16:17
2823文字
会話率:36%
魔女狩りにより衰退の一途を辿る魔女一族。その中でも力の強い3人の魔女はその魔力で滅亡を免れた。1人は人々の信頼を得て国を収める領主になり、1人は医療の発展に携わり大病院を設立。残る1人はひっそりと森の奥で暮らし、いつか人々に仕返しをしようと
研究を重ねた。これはそんな魔女を先祖に持つ子孫達の物語折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-03-18 20:42:09
3769文字
会話率:61%
※想像力が強い読者の方は、あらすじを読まないで楽しんでください。
※普通に楽しみたい読者の方は、非常に分かりにくい短編となっていますので、あらすじを読んでから楽しんでください。
解説→
金魚、蘭鋳《らんちゅう》の短い生涯を描いた作品で
す。
《私》→主役の蘭鋳
《私達》→その他の兄妹達
《神様》→蘭鋳を飼育する人間『ブリーダーの事』
《緑色の四角い世界》→プラ舟『蘭鋳用の水槽』
《透明な楕円形の丸》→水中のエアー『気泡や泡』
《青い紐》→蘭鋳が産卵しやすいように人間が水中に沈める、ビニール紐の事》
《秋色の雨》→蘭鋳の赤色を出すために作られた赤い餌が水面から底まで落ちる表現。
蘭鋳と言う金魚は、昔から人気が高く江戸時代から裕福な人の間で楽しまれてきました。現在では蘭鋳の形、色等を競い合う品評会が各地で行われています。
蘭鋳を品評会に出したい人の多くはブリーダーを仕事としていて、良い形の蘭鋳を作るために何度も何度も産卵させ満足出来る個体を作っていきます。
一度に産卵する卵は3000匹前後で、その中から奇形魚や形の悪い個体を選別する作業をブリーダーは行います。
解説終わります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-23 12:11:08
1175文字
会話率:0%