その日、その国では、ありとあらゆる植物から一斉に声が聞こえた。
声の主は、一人は当代の聖女で、もう一人のことを聖女は『魔女様』と呼んだ。
聖女が語るその境遇と国に対して要求する対価を聞いた、国民の皆さん(わりかし当事者)の反応は?
こちら
、拙作『断罪された聖女、逃げのびて魔女が住まうという森に辿り着く。』
https://ncode.syosetu.com/n6537jy/
の、リスナー側の反応になります。
聖女の求めた対価と『魔女様』とのやり取りについては、こちらに詳しくありますので、必要最小限の記載になっています。
どう頑張っても短編にならなかったので連載(全七話)です。
十分毎の連続投稿となりますので、話順にご注意ください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-01-19 22:02:23
19600文字
会話率:21%
若くしてメギドア帝国の皇帝となったアーティスは変わった皇帝であった。
とにかく思いつきで行動し――
「帝国といったら世界征服だ!」と言って町内を征服すべくチンピラと戦う。
「市民を弾圧してやる!」と思い立って少年たちとサッカーをする。
「
教会と結びついてやる!」と宣言し、教会ツアーを満喫する……といった有様。
しかし、不思議といい結果をもたらしてしまう。
そんなアーティスは苦労人の宰相ボルツ、元気一杯な聖女レイラと共に、思いつきで帝国内を駆け回る。
異民族の集落に向かったり、冒険者や剣闘士になったり、奴隷の少女を助けたり、不老不死を求めたり……。
数々の冒険を経て、アーティスも成長を遂げていく。
やがてアーティスは海外の強国と対峙し、さらには世界の危機に立ち向かうこととなる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-03-06 19:40:10
141646文字
会話率:56%