ある国のお姫様は、悲劇を語る魔法の鏡のもとに通っていました。
今夜の悲劇は赤いずきんをかぶった少女のお話。
※この作品はTwitterに載せたものを再編成したものです。
最終更新:2021-04-04 16:58:24
1380文字
会話率:48%
絶対音感を持つ和音は、日常に溢れるたくさんの音を曲にした。
それを和音が嫌がるのを僕はずっと知っていた。
※中学2年生の頃に書いた小説をリメイクしたものです。
最終更新:2021-04-04 15:07:22
3672文字
会話率:38%
奇病が奇ではなくなり、アイデンティティと呼ばれるようになった世界。昔と違い恐ろしい奇病では無く、能力に近いもの。奇病は先天性、後天性と様々。15歳までには必ず1人1つは奇病を持っている。
そんな世界で「喪失少年病」という病気が流行りだした。
症状は「記憶喪失」と「少年少女がかかる病であること」、「発症前、最後に見たものが怖くなる」、「奇病(アイデンティティ)を失う」ということ。原因はわからず、沢山の少年少女達がその病に蝕まれていた。
その病気にかかった少年少女のことは「喪失少年」「喪失少女」そう呼ばれている。
そんな病気が世界に広がりつつあった。
そんなある日。
「重度興奮欲求」のアイデンティティを持つ高校生・通山臨(とおやまのぞむ)の通う鈴蘭学園高校に転校生がやってくる。それは「喪失少女」の稲仁万音(いなにまね)。
重なる偶然から臨と万音の距離は近づく。それが吉と出るか凶と出るかはお楽しみ……!
「たいあっぷ」にも掲載予定です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-03-29 12:00:00
16187文字
会話率:53%