日記を書いていたら。
睡魔がやってきた。
最終更新:2024-05-09 14:09:55
1519文字
会話率:20%
目が覚めると。
一面に野原が広がっていた。
最終更新:2023-08-22 16:47:05
1883文字
会話率:21%
小さな田舎に移住した。
歩いていると、遠くに野原が見えた。
最終更新:2022-06-27 17:14:30
2627文字
会話率:23%
雨の中、灰色の瞳に映るのは……。
36に登場するスールイティ団のリーダーライメゼの物語。
最終更新:2024-03-03 00:48:46
12256文字
会話率:43%
突如として異世界転移してしまった青年──新谷景助。
転移から一年ほどが経過し、新たな故郷となった王都〝ハルファルト〟に、趣味のソロキャンプから帰ってきた景助を温かく出迎えてくれたのは、八百屋のエルフ、職人のドワーフ、そして人間と、多種多
様な人々であった。
キャンプで使用した道具の手入れをしたい気持ちは後回しにして〝ギルド〟へと向かった景助の肩掛け鞄の中には、キャンプ中に知り合った小さな妖精の姿もあった。
なにやら、景助には考えがあるようで……?
仕事をしたり、道具の手入れをしたり、景助の新たな日常の光景がそこにはあって、忙しくも充実した時間が流れていく──。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-07-22 12:00:00
16350文字
会話率:48%
誰も知らない街へ行きたい。
思えばそんな気持ちからだったのかもしれない。窓の外を眺めてふとそんなことをおもった。今日はあの日、私の人生を変えたあの日とあまりにも似たような雨だったから。この雨を追いかけて行けば私を変えてくれる「何か」に出会
えるかもしれないなんて不確かな確信を持ってしまった。
その日は視界がぼやけるほどの雨だった。定期的にも不定期的にも聴こえるその音は私に何もかもどうでもいいと思わせるに十分だった。傘をさしていたのかさえも覚えていない。ただどうかしていた。そう、どうかしていたのだ。携帯から連絡先はもちろん、全てのアプリを消して、設定を開いて初期化した。マンションは解約して、行く宛もなく小さな肩掛けのバックだけを持ってバスに乗った。雨が頬に落ちる。今だにはっきり覚えているのは見慣れた景色がだんだん知らないものになっていくのに、私の心だけはあの都会の風景に残されたままだったということだ。
ある日会社をリストラされた主人公、西野はたまたま通りかかった喫茶店に入る。そこには20代前半くらいの整った顔立ちの好青年がいて、手慣れた様子で席へと案内する。彼の入れるコーヒーは心を満たしてようなくれる安心するような包み込まれるそんな味がした。気づけば西野は涙を流していた。そんな西野に彼はハンカチを差し出して、この席は特等席だと言う。そして彼の細くて長い指が差したところには栞くらいの大きさの紙が挟まっていた。そこには【夕刻、雨の降るバス停 行き】と手書きの文字で書かれていた。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-09-21 00:21:44
4083文字
会話率:53%
川に魚を捕りにでかけた村人達の前にひとりの娘が現れました。その娘は漁をやめてくれるように村人達に頼みます。村人達は娘の肩掛けと引き換えに漁をやめることを約束しました。そして、村人達はその肩掛けを村長に差し出します。
最終更新:2019-02-15 17:00:00
5898文字
会話率:39%
人生が楽しいかどうかは、周りの環境と自分の相性である。そんな自論を持つ高校一年生、カエデは、何でも願いを叶えてくれるという、ホスト風の男と出会った。
オタク趣味が合った2人は交流を重ね、ある日突然、当初の目的である何でも願いを叶えるという話
を突然持ち出してきた。あまりに唐突であったため、カエデは冗談で男に、ゲームのような魔法の世界で、自分好みの美少女になりたいと告げた。しかし男は、冗談とは気付かずその願いを強引にかなえてしまった。
そんなことから魔法の国、パルドランドに美少女として生まれ変わってしまったカエデは、冗談を真に受け願いを実行した代償としてやや小さめの肩掛けバッグになってしまった男と、本心からの願いである、元の世界に戻るという願いを叶えるため、一時的にパルドランドに暮らすこととなった。
これはそんな自称美少女と、やや小さい、しゃべる奇妙なバッグのお話し。
*過去に他サイトで掲載しておりましたが、移転してきました。(そちらのサイトは削除済み)折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-05-27 15:00:00
178567文字
会話率:55%