病院のベッドの上。虚ろな中でも皆が自分の為に集まってくれているのが何となく理解できる。だが、そこに一人だけ足りない。
行き掛かり上育てることになった女の子”花織”。
その子との思い出が頭の中を駆け巡る。
出会ったころからの思い出が鮮明に。そ
して、その思い出が現実に追いつきそうになると、次第にその回転がゆっくりとなり・・・。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-05-15 17:11:06
196835文字
会話率:15%
なあ、そこのあんた。
ちょっと俺の話を聞いてくれるか?
いやなに、そう大した話じゃないんだが。
誰かに話して心の整理を着けたいだけなんだ。
ああ、そんなに長い話じゃあない。
一杯ひっかける間ですむ話さ。
なんなら一杯奢るからさ、その間ちょい
と付き合ってくれよ。
ああ、ありがとう。
恩にきるよ。
実は少し前の話になるんだが………………折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-06 03:00:00
1220文字
会話率:3%
家族の為に長期出張ばかりの仕事を続けて約二十年。
出張から帰宅するとそこには誰もおらず緑の紙と簡単なメモ書きだけが置かれていた。
「おめでとうございます、貴方はエルフと共に生活する事になりました。」
生き甲斐も無くなり惰性だけで生きていた
俺の元に自らをエルフだと云う人物が押し掛けて来た。
なんなの?エルフって伝承だけに存在する空想上の生き物だよね?
混乱する俺を他所にエルフさん達は今日も非日常的な日常を謳歌する。
俺の日常は突然日本中に出現したエルフさん達によって大きく変わったのだった。
家族を失った俺の家族を得て心が満たされる日々をおくる物語。
※外宇宙からの云々といった要素は暫く出て来ません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2018-12-18 06:02:11
108103文字
会話率:17%