コレットは妾の子だったと言われ、伯爵家に引き取られる。
継母と姉に虐げられる灰かぶり姫……になるかと思ったのに皆優しく。
さっぱり灰をかぶらないコレットはある日、お城の舞踏会に向かった。
パンの恩返しだと女神にガラスの靴を押し付けられたコ
レットは、茂みに靴を投げ捨てる。
すると王太子にぶつかってしまい、後日何故か王家の使いが屋敷にやってきた。
ガラスの靴に足が入れば王太子の探す女性だと言われたコレットは、証拠隠滅のためガラスの靴を握りしめ――勢いよく床に叩きつけた。
「ガツンと頭に衝撃が走ったんだ。――君が運命の人なのだと!」
「――その衝撃、運命じゃなくて物理的衝撃だから!」
ところが脳裏に女神の笑い声が響くと、コレットの意識に変化が現れた。
パンの欠片の恩返しでガラスの靴を押し付けられたコレットが、変態気味の王太子から逃げようとするけれど、女神のせいでときめき始めてしまうお話です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-20 21:11:53
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会話率:26%