「エミリが死んだ」
ある朝唐突に告げられたのは、幼馴染の死だった。しかし、彼女の死因もわからなければ死体もないし、誰もそのことを気に留めない。
彼女の死を取り巻くあまりにも不可解な謎を目の当たりにした俺は、もしかしたら彼女はまだどこかで
生きているんじゃないかという突拍子のない考えに至る。
なんだっていい。もう一度、エミリに会いたい。
その一心で、俺はエミリを追いかけて、屋上から飛び降りる。
……まさか飛び降りた先が、滅びかけている異世界だとは夢にも思わずに。
これは、俺が君に想いを伝えるための物語だ。
*この作品はカクヨムにも掲載しています折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2021-08-12 21:07:42
167937文字
会話率:51%
皆木宅。彼は別名「第三の男」と呼ばれている。そんな彼のとある一日を紹介しよう。
最終更新:2012-06-01 23:20:51
1013文字
会話率:30%