事の始めはフタマル世紀、恐ろしの竜が蘇る。
科学の勝利と声高く、人は大いに沸き立った。
刻は流れてフタヒト世紀、ソラより巨石が地に隕ちる。
科学の敗れを痛感し、人は大いに死に絶えた。
上がる火の手を狼煙に代えて、恐ろしの竜が立ち上がる。
里を襲われ其の身を喰われ、抗う術すら無くなれど、手にした栄華を棄てられぬ。
人と竜とが競いて走る。
我が種を繋げと必死に生きる。
『恐竜の 歯磨き係と 配達員』
開幕、開幕。
註・一:「カクヨム」さまとの重複投稿。
註・二:本作品の執筆に当たり、多数の展示、書籍、ウェブサイト、取材などを参考とさせて頂きました。
内容の誤りなどについては作者(173)の責に属するものであります。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-04-01 00:00:00
90176文字
会話率:36%
二分で終わる、異世界SF! 異常! 以上。
最終更新:2016-07-16 06:00:00
743文字
会話率:7%
遠くない未来
医療の発展と電子機器の機能向上によって
人類は肉体を捨て、
画面上の世界『ONES』
内での生活が可能になった。
『ONES』には
人種、言語の隔たりは当然なく
誰もが『何にでも』なれると
瞬く間に全世界に広がった。
国
境すら軽く越えられる『ONES』世界の方が
人類にとって地球上より魅力的だったのは
いうまでもない。
人々は
生物の限界を超えた科学の勝利と
人類のこれからの発展を確信して
『ONES』を
『天国』
と呼ぶようになった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-06-05 23:52:30
624文字
会話率:13%