ファウスト侯爵家の長女であるイリアには、姉のものを何でも欲しがり、奪っていく妹のローザがいた。
それでも両親は妹のローザの方を可愛がり、イリアには「姉なのだから我慢しなさい」と反論を許さない。
妹の欲しがりは増長して、遂にはイリアの婚約者を
奪おうとした上で破談に追いやってしまう。
「だって、お姉様の選んだ人なら間違いないでしょう? 譲ってくれても良いじゃないですか」
大事な縁談が壊れたにも関わらず、悪びれない妹に頭を抱えていた頃、傲慢でモラハラ気質が原因で何人もの婚約者を精神的に追い詰めて破談に導いたという、この国の第二王子ダミアンがイリアに見惚れて求婚をする。
「ローザが私のモノを何でも欲しがるのならいっそのこと――」
イリアは、あることを思いついてダミアンと婚約することを決意した。
「毒を以て毒を制す」――この物語はそんなお話。
※全部で八話構成で既に完結まで予約投稿を終えていますので(12/16のお昼頃に完結)、ご安心してお楽しみください。
※アルファポリス様にも投稿しています。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-12-16 12:00:00
11721文字
会話率:33%
「お姉さま、それちょうだい?」
私の小さな妹は私のモノをよく強請る。ドレスもアクセサリーも婚約者候補も。
毎日奪われまくりの姉と、奪いまくりの妹と、姉の婚約者の三角にならない関係の話。
※頭をすっからかんにして読んでください。恋愛カテゴリ
ーかどうか迷ってはいけません。その疑問は合ってます。たぶん。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-09-03 06:00:00
5480文字
会話率:49%
私のモノを何でも欲しがる女の子がいるの!
私の幼馴染の女の子に、何でも“私のモノ”を欲しがる女の子がいるの!
私が子供の頃、凄くお気に入りの傘があったのだけど、、、?
どんなモノでも、、、欲しがる女の子だった、、、!
最終更新:2018-11-18 03:00:00
2282文字
会話率:34%