日本帰化ドワーフ相場寅治郎/ベットラーは、恩人の孫娘・東城ミカコから銭ゲバ少年・冬馬衛を押し付けられる。少年は寅治郎かつての仲間・冬馬尊の息子だと。ダンジョン仕事も斡旋すると約束されたが、採掘層の掃除ばかり。手っ取り早く金がほしい衛は単独で
ダンジョンに入る寅治郎は衛を家から叩き出す。寅治郎は尊も「娘の治療費をかせぐ」とダンジョンに入って戻らなかったと話し、衛がようやく寅治郎を理解し始める。二人の前に義弟ドワーフ相場辰夫/メンザと義妹いね/レストランテがやってくる。第3ダンジョン【闘獄】探索層に現れた機械獣キマイラ調査に向かうが攻撃を受け、衛の〝脊髄〟に重傷を負い、地上生還が見込めない。三兄妹は衛を地上生還させるためキマイラから〝脊髄〟を奪取し換装する。〝脊髄〟が侵喰暴走し、衛はキマイラを単独討伐する。寅治郎は衛を担いで全員生還する。謎の〝脊髄〟分析をアーバレスト第2技術開発部テッド・ウォーレン博士に頼むが〝脊髄〟の稀少性に魅入られ、脊髄のポテンシャルに適合したスーツ開発されてしまう。衛は寅治郎の命令で学校に通う。アーバレストは鹵獲〝脊髄〟の試着パイロットを衛に白羽の矢を立て、ミカコが正式に三兄妹のチーム[瓶割]の担当につく。第6ダンジョン【殺陣】の採掘層で大量発生したスカベンジャー駆除。確認報告数は12。だが[瓶割]が駆除を始めると実数は56。探索層から大型獣バトイデアまで現れて混乱の中解決。寅治郎はミカコに「俺らはプロとして仕事をした」と言明して撤収する。衛は学校で先輩[虎徹]小佐院童夢に絡まれる。「プロとして仕事をした」と言い切り相手にしない。妹六花の転院先の病院へ行く。六花は母雪華と同じダンジョン癌を発症。妹にチーム[瓶割]加入を伝えると伯母から「東城に気をつけろ」と忠告される。いねから電話。青山のアーバレスト本社で試作スーツの解析結果がでる。評価数値は意味不明。いねの説明で使えないとだけ理解する。第8ダンジョン【堕在】から戻らないダンジョン系配信者五方明星の捜索依頼。明星の父親は文科省事務次官の五方明隆。明星はプロ仕様の〝脊髄〟を個人所有し持ってあと3日。[瓶割]は機械獣の地雷原を進む。明星を救出するが握り手に結界石を持ち帰る。本社上層部は「禍津神」との対峙を決意し、寅治郎や衛も否応なく巻き込まれていく。※カクヨムと同時掲載折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2025-05-09 16:00:00
110809文字
会話率:55%
私は禍津神の血を引く妖、紅羽。
私を愛しているという鬼が、いつも隣にいる。
送り火の日の宵の口、神隠しを求める人の子に、私は恋をする。
※※※
『耳で聴きたい物語』コンテストのための投稿で、総文字数8000文字以下のルールで書いています。
いつか、加筆するかもしれません。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-05-05 06:36:53
12242文字
会話率:49%
妖かしの一族である二宮瑠樺は行方がわからなかった母の元へと向かっていた。
それは先日、妖かしと化して死んだ矢塚冬陽からの手紙に母の住所が書かれていたからだ。
矢塚は何を瑠樺に伝えようとしているのか、瑠樺はそれを知りたいと考えていた。
最終更新:2019-04-09 16:12:54
61805文字
会話率:59%
その元神社には、近づいてはいけない。大人たちの忠告を無視して、彼らは遊んでいた。
最終更新:2018-01-01 00:00:00
1815文字
会話率:42%
この世は〝精霊〟で溢れている。
ただ、人類がそれを認識できないだけで――。
人々に害をもたらす精霊、〝禍津神〟の討伐を請け負う〝祓い屋〟。
その末席に身を置く、ナルシストかつエゴイストな美少女「月宮一葉」は、大精霊〝古狼〟とその魂
の半分までもを共有する〝憑物〟であった。
養父の死を切っ掛けに、ワケアリな者達の集う〝白藤学園〟に通うことになった月宮一葉は、そこで三本腕の禍津神〝ハンズマン〟により引き起こされる事件に巻き込まれる。
ワケアリのお嬢様「十夜雪咲」に事件の調査を、その幼馴染である「五坂敬祐」から解決を依頼された一葉。
紆余曲折の末その事件を解決に導くが、しかし禍津神〝ハンズマン〟を召喚し、この事件を引き起こした首謀者は謎のままであった。
禍津神による事件、事故の捜査、解決を担当する警察機関「特殊災害対策室」、通称〝特災〟に事件の全容解明を任せ、平和な学園生活に戻ろうとしていた一葉であったが、すぐさま第二の事件が起きる。
四肢を切り取り持ち去る〝ハンズマン〟事件に続いて起きた第二の事件の下手人である禍津神は、内臓の全てを食い荒すというその手法から〝腑喰らい〟と呼ばれた。
一葉は再び十夜雪咲から事件の調査、そして解決の依頼を受ける。そして追い詰めた腑喰らいの正体は、何かしらの禍津神に操られた十夜雪咲の幼馴染、五坂敬祐であった。
苦悩の末、操られた五坂を倒した一葉。そして死の淵に向かうその口からある事実を告げられる。
第一、第二の事件による被害者は、全てある禍津神を呼び起こすための〝供物〟であるという事。
そしてその召喚される禍津神とは、伝説にも語られる大禍津神〝土蜘蛛〟であるという。
五坂敬祐の最後の願いを託された一葉は、その強大な敵に立ち向かうのであった。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2015-04-16 06:00:10
197068文字
会話率:36%