遥か遥か未来にて、人類は巨大な塔の中で暮らしていた。
少年ロットはその塔の中間層にて暮らす。彼は仲の良いピコとカルマといつも一緒だった。ロットは勉強が不得手でいつも教師に怒られていた。ある時、ロットは教師のガーベットから怒られる。その時
に、この世には必ずしも正解があるというわけではないということを教わるのだった。
とある日にロット達は退屈を弄び、立ち入り禁止区域の研究所に侵入する。そこでバイオモンスターの研究資料と禁忌の武器であるサイコショットを手に入れるも、カルマはバイオモンスターに襲われて大怪我を負う。カルマは魔物の病毒に侵されてしまうのだった。
ロットとピコは特効薬を手に入れるために上の階層を目指すも、街の外はバイオモンスターが闊歩し危険な場所だった。そこに彼らの教師であるガーベットが現われて手を貸す。
教師の助力を得た二人は、上の階層で薬を手に入れようとするが、問題があって薬は手に入らない。薬を手に入れるためにはその集落の問題を解決する必要があった。一向はその問題を解決して薬を手に入れて帰還する。結果、薬のおかげでカルマは命拾いするのだった。
平和な日常を取り戻したある時、ロット達は授業で人生プランについての作文を出させられる。ロットは何も思いつかない。ピコは危険な仕事に従事するような男性と結婚したいという。それは常日頃、ロットがなりたいといっていたガーダーと言う仕事も含まれると告げる。その夜、ロットは親から近所の老人が旅立つので挨拶してきなさいと言われる。ロットは老人が安楽死するのを知って困惑する。翌日に老人と会うが、老人は老人の正しい事を成そうとして安楽死を選んだ事を知り、納得し切れない中で老人の旅立ちを見送る事となった。この事はロットの価値観にも大いに影響する。その時には全ての人々は親とは血のつながりの無い家族を形成している事も知るのだった。
幾日か過ぎ、ロットとカルマがサイコショットの試し撃ちをしていると、放浪者を見つける。彼は遥か下層から逃れてきたようだ。ロット達は放浪者を匿う。放浪者は思想犯罪者であるが、ロットは彼の思想に傾倒する。しかし、夜に街の人々がロットの家を押しかけた。放浪者は街の人々に連れされれるのだった。放浪者は告げる。下層の経済は崩壊している。盗賊達も現われたと。
放浪者の警告はやがて街に実害として現実化する。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2023-05-12 19:00:00
107237文字
会話率:49%
歴史上最大と呼ばれた大戦が終幕し、五十年以上の時が過ぎた。敵国どころか大戦を屠った禁忌の武器は人々の記憶から徐々に消えつつあった。軍駐屯地ミルの街の少年アレクは16歳にして軍のエースとしての実力を誇る。そんな少年に大佐からある命令が下り??
最終更新:2019-06-30 19:13:31
1941文字
会話率:57%
オリバーはある出来事により<禁忌の武器>を持つ事になりその心も荒んでしまっていた。
だがオリバー今は亡き父との約束である冒険者になろうとしていた。
これは周りの人からは忌み嫌われる<禁忌の武器>を自分への戒めとして常
に帯刀し、壊れた心を取り戻すとある青年の冒険記録である。
<禁忌の武器>はタブーウェポンと読みます。
初めての作品なので至らぬ所が多々あると思いますが暖かい目で読んで頂けると幸いです。
今は短編ですが誰かに評価して頂けたら連載してみようかなと思います。
矛盾や誤字はやんわりと指摘して頂けたら幸いです。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2019-02-19 00:10:41
1622文字
会話率:42%