目には目を──
剣には剣を──
そして異能には異能を──。
たとえ異能を持つ者が皆、異能で滅びようとも。
──それは唐突にやって来た。異界からの来訪者<界異>により、終末がもたらされ、世界は滅亡の危機に瀕する。
終末の動乱
期、天からの授かりものいわゆる天能及び神州八島日出処国を統べる天能家を尊び、世界の理から外れた界異や禍憑鬼が憑いた禍異物を異狄として討つ尊能攘異運動が各地で起こり、攘異戦争が勃発した。
攘異戦争の最中、神州八島日出処国天能家の神具夜姫は、魂約結能の儀式により、結能品として、八本の盟神太刀を授けられた。
神打の代償として、魂睡状態に陥った神具夜姫に代わりに、「仁・義・礼・智・忠・信・孝・悌」の令珠を柄頭に持つ神剣八刀と百の影打が、各地にばら撒かれる。界異を祓い異狄を討つ攘異の名の下に、聖痕を持つ攘異志士は八咫烏に導かれ、結集し、対刀伐執行剣兵部隊<神選組>を結成した。これは終末を駆け抜けた漢達の物語である。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2024-06-02 22:38:19
14574文字
会話率:31%
世界は再び大きな戦争に巻き込まれていく。新兵器の登場で各国が連合国家を形成する中、日本の国内の淡路島で独立国家が形成される。主人公 小野裕也は高校生でありながら世界を巻き込む大きな争いに足を踏み入れてしまう。彼に待つのは明るい未来か、はたま
たその逆か。今、新たな戦いが始まろうとしている。人類の運命は……折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2020-11-16 07:00:00
1361文字
会話率:52%
空想西暦3590年 誠光37年。
最新技術とコンピューターに埋もれた現代社会の中で、神選組は“誠の心”を宿していた。
科学が進歩した世界では信用されることはあまりない“依巫”の力を使い、彼らは帝都を駆け回っていた。
そんなある日、神選組三番
組組長である斎藤郁は、管狐に襲われている少女を保護した。少女の名は狐神狐依。
狐依は記憶喪失であったが、彼女は妖怪が見える者だった。
彼女を神選組で保護することになってから、帝都は静かに動き出す。
活発化する浪士と妖怪。
はたして狐依の正体とは?そして、神選組の行く末とは――――?折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-08-05 17:25:15
78145文字
会話率:41%
「神選組-Sincerity Spirits-」の番外編です。
序章の前日に当たる話となっておりますので、序章を見た後にご覧いただいても、まずこの楔子からご覧いただいても楽しめるものとなっています。
空想西暦3590年、誠光37年。
神選
組に転機が訪れるきっかけとなった前日の物語。
屯所では、束の間の平和を楽しむ隊士達の姿があった。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2010-05-22 18:13:31
3144文字
会話率:52%