破壊の傭兵、あるいは門破の傭兵と呼ばれるアルフは、分厚い鎧に身を包み、鎖を旋回させて鉄球を振るい、その異名通り、破城鎚も通用しない門に単独で挑み破壊することが主な仕事だった。
そんなアルフはエリストール王国の王妃、ヴェラと深い関係を密接
に築いていた。ヴェラは子を成さないため今ではただの傀儡とされてエリストールの老王の側にいるだけだった。そんな彼女を憐れに思い、あるいは恋し、アルフはヴェラを連れて逃避行を始める。(ノベルアッププラスにも掲載中)。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2022-09-27 06:00:00
105440文字
会話率:44%
世界を適当に旅する軍師と幼女は、ひょんなことから敵軍が迫りつつある都市へとやってきた。
そしてその都市を守ってくれと町長から言われ、拒否することができず絶望的な防城戦に身を投じることになる。
彼我の戦力は5000対300。果たして軍師は都
市を守れるのか。
「ヤバくなったら町見捨てて逃げるぞ」
「……鬼軍師」
「誰が鬼だ」
習作短編。
適当に書いたので突っ込みどころ満載だと思いますがそこら辺は鼻で笑って見逃してください。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-25 05:00:00
8001文字
会話率:41%